離乳食のいちご料理を子供の月齢ごとにご紹介

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形が可愛くて、色も綺麗ないちごですが、実はアレルギーを起こしてしまう赤ちゃんもいます。果物で初期から使うことが出来ますが注意するようにしましょう。慣れてきたら積極的に離乳食にも活用しましょう。月齢ごとにメニューをご紹介します。

ポイント

ビタミンCの優れた供給源で、100g中62mgと多く含んでいます。奄美は主にブドウ糖と果糖で、酸味はリンゴ酸とクエン酸によります。赤い色はアントシアニン系色素なので、ジャムなどを作る時にレモン汁を加えると、いっそう綺麗に仕上がります。
いちごはへたを取って、水に長くつけておくと、ビタミンCが減少してしまいます。食べる直前まで、へたを取ったり洗ったりしないようにしましょう。

赤い色が濃くてつやがよく、へたが濃い緑色のものがおいしくて新鮮です。しっかりとした形で大きめの粒を選びましょう。つぶれたり変色したり、へたがしおれているものは鮮度が落ちています。パック詰めのいちごごは横から見て下段がつぶれているものは要注意です。底から見て、果汁が染み出していないかを確認しましょう。保存は洗ったりへたを取らずに冷蔵庫でしましょう。

また、いちごもアレルギーの可能性のある食材です。手軽に裏ごしできるのですが、始めに与える際は必ず果汁を湯冷ましで薄めたものを与え、慣れてきてから離乳食として使うようにしましょう。

初期(5~6ヶ月)パンがゆいちごソースがけ

材料:いちご 20g 食パン(みみを取り除いたもの) 10g 溶いた粉ミルク 1/4カップ
①食パンは小さくちぎる。
②ミルクに①をいれ、トロトロになるまで煮てさます。
③洗ってへたを取ったいちごを裏ごしし、耐熱容器に入れ電子レンジで20秒加熱する。
④器に②を盛り、③をかける。
※ミルクといちごの相性が抜群のメニューです。

中期(7~8ヶ月)つぶしいちごの豆腐あえ

材料:いちご 20g 絹ごし豆腐 30g
①洗ってへたを取ったいちごはこまかくつぶす。
②絹ごし豆腐は熱湯でゆで、水にとって冷ましてからすり鉢ですりつぶす。
③①と②をあえる。
※ちょっと意外な取り合わせかもしれませんが、舌触りのよいメニューです。

後期(9~11ヶ月)いちごのカスタードクリーム

材料:いちご 30g 卵黄 1個分 牛乳 1/2カップ 小麦粉 小さじ2 砂糖 大さじ2+2/3
①卵黄、小麦粉、砂糖、牛乳の順に混ぜ合わせてこし、火にかける。
②①を木じゃくしで混ぜながら、煮立ったら弱火にして1~2分煮てさます。
③洗ったへたを取ったいちごは粗く切って、大さじ1強の②であえる。
※甘くて美味しいクリームです。サンドイッチ用の食パンの耳をとったものにくるくるまいて一口にサイズのロールパンの具としても使えます。

完了期(12~15ヶ月)ミルクゼリーいちご和え

材料:いちご 30g 牛乳 1/4カップ 粉ゼラチン 小さじ1/3 水 小さじ1弱 砂糖 小さじ1 バニラエッセンス 少々
①水に粉ゼラチンを入れてふやかす。
②牛乳を温めて①を入れて溶かし、さらに砂糖を加えて溶かす。
③冷まして粗熱が取れたらバニラエッセンスを加える。
④水でぬらした型に③を流し、冷蔵庫で冷し固める。
⑤洗ってへたをとったいちごは食べやすく切り、型から抜いた④を添える。
※お誕生日のメニューとしていかがでしょう?分量外のハーブを飾り付けると綺麗です。

ビタミンCたっぷりのいちご、是非、いろいろと活用してみてください。

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