離乳食のカッテージチーズ料理を子供の月齢ごとにご紹介

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カッテージチーズは良質のたんぱく質が多く含まれ、塩分も脂肪分も少ないので、離乳食向きです。市販でも購入できますが、自宅でも簡単に作ることが出来ます。カッテージチーズの作り方、月齢にあわせたメニューを紹介しますので参考にしてみてくださいね。

カッテージチーズを作る

カッテージチーズのエネルギー量は、プロセスチーズと比べると約3分の1です。高たんぱくで脂質も少なく、脂質はプロセスチーズの約6分の1で、塩分は約3分の1と離乳食に向いています。
市販で購入する時は、商品の回転が速い店で購入し、冷蔵庫で保存しましょう。離乳食の後期までは裏ごしタイプのものを購入するようにしましょう。
また、自宅でも作ることが出来ますので、是非気軽に作ってみてくださいね。

材料:スキムミルク110g 水 3カップ レモン汁 大さじ3
①スキムミルク110gと水3カップを鍋に入れて火にかけ、沸騰させて60度に冷ます。
②①にレモン汁大さじ3を加える。
③全体を静かに混ぜ合わせてしばらくおいておき、水と分離させる。
④かたく絞ったふきんをボウルにかけ、③を少しずつ注ぐ。
⑤好みのかたさになるように、水気を絞る。
⑥後期までは、こし器でスプーンなどでこしてなめらかに裏ごししましょう。

カッテージチーズが出来たら是非お料理してみましょう。月齢にあわせたメニューをご紹介します。

初期(5~6ヶ月)カッテージチーズ入りパンがゆ

材料:裏ごししたカッテージチーズ 10g 食パン(白い部分)5g 溶いた粉ミルク 大さじ2 湯 大さじ1/2
①食パンはすりおろす。
②鍋にミルク、湯、カッテージチーズ、①を入れて火にかける。
③煮立ってトロリとしたら、火からおろし、人肌にさます。
※ゴックン期の赤ちゃんでも食べやすいメニューです。

中期(7~8ヶ月)トマトとカッテージチーズのあえもの

材料:裏ごししたカッテージチーズ 10g トマト 15g
①トマトは湯むきして種を取り、食べやすい大きさに刻む。
②カッテージチーズで①をあえる。
※シンプルなメニューですがトマトとあえることで栄養価がアップします。

後期(9~11ヶ月)チーズゼリー

材料:裏ごししたカッテージチーズ 15g バナナ 10g 粉ゼラチン 小さじ1/3 水 大さじ2+2/3 砂糖 小さじ1/2
①分量の水のうち、小さじ1に粉ゼラチンを振りいれ、ふやかす。
②鍋に残りの水を入れ、火にかけて温める。①を入れ、て溶かし、砂糖を加えて溶かしておく。
③バナナは食べやすい大きさに切る。
④②にカッテージチーズを入れて混ぜ合わせ、③を加えて混ぜる。
⑤水でぬらした型に④を注ぎ、粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷し固める。
※つるんとした喉越しが美味しいゼリーです。

完了期(12~15ヶ月)すいかのカッテージチーズあえ

材料:カッテージチーズ 20g すいか 30g
①すいかは皮と種をとり、丸くくりぬくか小さく乱切りにする。
②カッテージチーズをざっとほぐし、①をあえる。
※味が淡白でくせがない為、他の食材とあわせやすいです。季節のフルーツにあえてみたり、サンドイッチの具にもよいですね。
是非活用してみてください。

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