離乳食のレバー料理を子供の月齢ごとにご紹介

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レバーは鉄分というイメージがありますが、栄養の宝庫と言われている食品です。なかなか処理が面倒ですが、お子様の健康のためにいかがでしょうか?ここでは月齢にあわせたメニューをご紹介します。

ポイント

たんぱく質が多くて脂肪が少なく、ビタミンAをはじめ、B1、B2、B6、B12、Cなどのビタミン群、鉄、リン、カリウムなどのミネラル類が豊富です。

レバー特有のにおいをとるため、冷水に30分くらいさらしたり、牛乳か塩水に20分っくらいつけてから料理するとよいでしょう。

また、レバーは内臓なので腐敗しやすい食材です。鮮やかな赤色か、少々黒っぽく感じるくらいのものが新鮮な証拠です。つやや張りのある、いきいきしたものを選びましょう。鮮度が落ちると、色がにごり、臭いもきつくなります。

買い求めたらなるべくその日のうちに使い切りたいのですが、どうしても使い切れないときは、血抜きをしてからペースト状にするなどして冷凍するほうが、後日使うときに便利です。

では、月齢にあわせたメニューを紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

初期(5~6ヶ月)レバーペースト

材料:レバー 10g 野菜スープ 大さじ2
①レバーは流水にさらして血抜きをし、水気を切る。
②野菜スープに①を入れてやわらかく煮て、すり鉢ですり潰し、スープを少しずつ加えてとろりとさせる。

中期(7~8ヶ月)ミルク煮すりつぶし

材料:レバー15g 溶いた粉ミルク 50cc 塩 少々
①レバーは流水に充分にさらして血抜きをし、水気を切る。
②①を熱湯でゆでて、やわらかくなったら湯を捨て、すりつぶし、ミルクを加えて少し煮て、塩で味をつける。

後期(9~11ヶ月)レバーと野菜の含め煮

材料:レバー 20g 里芋 20g にんじん 5g さやいんげん 5g だし汁 1/2カップ 砂糖 少々 しょうゆ 少々
①レバーは流水にさらして血抜きをし、水気を切って小さなそぎ切りにする。
②里芋とにんじんは小さく切る。
③さやいんげんはゆでて、小口切りにする。
④だし汁で①と②を煮て、やわらかくなったら砂糖としょうゆで味付けし、③を加えて少し煮る。

完了期(12~15ヶ月)レバーとほうれん草の炒め物

材料:レバー 25g ほうれん草 20g サラダ油 小さじ1/2 だし汁 5cc しょうゆ 少々 水溶き片栗粉 少々
①レバーは流水に充分さらして血抜きをし、水気を切って小さめに切り、塩をふる。
②ほうれん草はゆで、小さく切る。
③サラダ油を熱して、①を炒め、レバーの色が変わったら②も加えて炒め、だし汁としょうゆを入れてやわらかくなるまで煮て、水溶き片栗粉でとろみをつける。

美味しいレバーのお料理ができますように。

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