妊娠中の“むくみ”を解消する方法とは?

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妊娠中の身体の変化の中でも、特に気になることの1つが「むくみ」です。妊娠中は、

赤ちゃんに栄養を行き渡らせるために血液が増加し、細胞組織の液体と血液のバランスが崩れることから体がむくみやすくなるようです。今日からすぐに始められるむくみ解消法をご紹介します。



体を温める

冷えは血液の循環を鈍らせます。血液が鈍ると、むくみやすくなるので、体を冷やさないようにしましょう。
腹巻をしたり、毛糸のソックスを履いたり…。 食事も体を温めるものを食べるよう心がけましょう。
特に生姜は、体内の保温効果があるので、身体の内側からホカホカになります。チューブタイプのものを買っておくと便利です。

半身浴は冷え性を改善し、新陳代謝を促して、血行を良くしてくれるのでオススメです。
お湯の温度は38度~40度のぬるま湯で、時間をかけてゆっくりお湯につかると効果的です。

リンパマッサージをする

リンパの流れをよくすることで、むくみが解消します。リンパマッサージは皮膚の下にあるリンパを刺激するマッサージなので、力を入れて押したり、揉み解したりといったような、力のいる動きは必要ありません。リンパに沿って撫でたり軽く押すだけで十分です。

①足首からひざにかけて、両手を使い足の裏側を下から上にかけて持ち上げるようにマッサージしていきます。
②次に膝から足の付け根にかけても下から上へ、もちあげるようにマッサージをして下さい。

これを3度繰り返せばOKです。
マッサージはお風呂上りなどのリラックスした状態で行うと、ストレス解消や精神の安定にも繋がります。心地よい程度の力加減で、優しくマッサージしてみてくださいね。

締め付けない服装を心がける

身体をしめつける洋服や、下着や靴下などもむくみの原因になります。

身体にゆとりのある洋服(ワンピースなど)を着るようにしましょう。下着のサイズも見直してみるといいですね。

足を高く上げる

むくんでいるときは足を高くして寝るといいといわれています。
寝るときに、クッションなどを利用して足を15~20cm位上げましょう。
※足を高く上げすぎると、足先に血流が届かなくなるので注意してください。

カリウムを摂取する

カリウムを含む食物を食べると、体内の水分量を減らし、尿と一緒に排出してくれる効果があるので、むくみに効果的だと言われています。

昆布、ワカメなどの海藻類、スイカ、キウイ、メロン、バナナ、アボガド、ほうれん草、トマト、納豆といった食物に多く含まれます。

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妊娠後期になるとたいていの人がむくみを経験するものです。あまり心配し過ぎないようにしましょう。
できる範囲で適度な運動をして気分転換しながらむくみを解消していきましょう!

紹介したような対処法を試してもむくみが気になる場合は産婦人科で診てもらってくださいね。

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