離乳食の卵料理を子供の月齢ごとにご紹介

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卵はたんぱく質が豊富な食材の一つです。是非、赤ちゃんにも食べて欲しい食材の一つです。卵アレルギーの心配がない場合は少しずつ取り入れてみましょう。ここでは月齢ごとのメニューをご紹介します。

初期(5~6ヶ月)卵黄入りマッシュポテト

材料:かたゆで卵の黄身 1/4個分 じゃがいも 15g 溶いた粉ミルク 15cc
①じゃがいもは皮をむいて角切りにしてやわらかくゆで、水気を切る。
②黄身は裏ごしする。じゃがいもは熱いうちに裏ごしする。
③②のじゃがいも、黄身にミルクをよく混ぜる。
※卵アレルギーがなければ、初期の後半からかたゆで卵の黄身はOKです。じゃがいもに卵黄が加わり、栄養価がアップしたメニューです。

中期(7~8ヶ月)卵パンがゆ

材料:卵黄 1/2個分 食パン(白い部分) 5g 溶いた粉ミルク 30cc
①食パンは小さくちぎる。
②卵黄はよく溶いておく。
③鍋に、ミルクと①を入れ弱火で煮て、②を入れて木じゃくしで混ぜ、煮立ってきたら火を止める。
④熱いので、よくかき混ぜて、冷ます。
※ふんわりした仕上がりが口当たりの良いメニューです。

後期(9~11ヶ月)小田巻き蒸し

材料:溶き卵 1/2個分 鶏ひき肉(皮なし) 5g にんじん 5g ほうれん草(葉先) 5g ゆでたうどん 30g だし汁 1/2カップ 塩 少々 醤油 少々
①鶏ひき肉は、だし汁で少々のばす。
②残りのだし汁に、塩、醤油、溶き卵をよく混ぜて、こす。
③にんじんは皮をむいて薄く切って星型に抜きゆでる。ほうれん草は、ゆでて、こまかく切る。
④ゆでうどんは、2cmくらいの長さに切る。
⑤耐熱性の器に④を入れ、②を注ぎ、③を散らし、①をのせる。
⑥蒸気の上がった蒸し器に⑤を入れ、やや強火で2~3分蒸して、表面が白っぽくなったら、火を弱めて12~13分蒸す。
※栄養たっぷりのボリュームメニューです。

完了期(12~15ヶ月)野菜入りスクランブルエッグ

材料:溶き卵 1/2個分 にんじん 5g グリーンピース 5g 牛乳 小さじ1 塩 少々 バター 小さじ1/2
①にんじんは皮をむき、小さい角切りにする。
②鍋に①と、かぶるくらいの水を入れてやわらかく茹でる。グリーンピースは熱湯でゆでて、薄皮を取る。
③ボウルに溶き卵、牛乳、塩を入れて混ぜ、②を加える。
④フライパンにバターを溶かし、③を流しいれ、木じゃくしでかき混ぜながら焼く。
※彩がよく、食欲もアップするメニューです。

まとめ

卵はたんぱく質、脂肪、ビタミンA、B1、B2などが豊富な食材です。新鮮さを保つ為にも、かって着たらすぐにとがったほうを下にして冷蔵庫に保存しましょう。割った時に、黄身が盛り上がっている卵ほど新鮮です。新鮮なほど栄養面も優れています。
ただ、乳幼児期の食物アレルギーの最も多いのは卵です。様々なメニューをご紹介しましたが、はじめは卵黄の固ゆでを小さじ1程度から初め、卵黄に慣れたら、卵白も固ゆでを小さじ1程度から始めることをおススメします。もし、ご両親のどちらかにアレルギーの体質がいらっしゃる場合は、ゆっくり進めてもよいかと思います。赤ちゃんの様子を見てすすめてくださいね。

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