産後に無理をすると生じやすい深刻なダメージ5つ

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出産後のママの体は、想像以上にボロボロです。

骨盤が開いてしまっているので立つだけでも大変!

それなのに赤ちゃんのお世話は昼夜問わず続いて、へとへと状態になってしまいます。

里帰り出産でゆっくりできれば一番いいのですが、それができない方も多いですよね。

ですが、産後に無理をすると、あとになって大変なことが起こるかも!?

よくあるケースをご紹介します。



母乳が止まる

母乳育児をしているママの場合、無理をすると母乳が止まってしまうことがあります。
母乳はしっかりと食べ、充分な睡眠をとることで作られます。
食事量が少ない、内容が偏りすぎている、睡眠がほとんどとれていない…。
このような生活が続いていると、母乳を作ることができなくなってしまいます。

また、母乳はストレスでも止まってしまいます。
産後はストレスのない環境で生活できるよう、家族に協力をお願いしましょう。

帯状疱疹になる

帯状疱疹という病気をご存知でしょうか?
水痘(みずぼうそう)にかかったことのある人は、体内の神経節中に水痘のウイルスが潜伏しています。
このウイルスが再活性化して帯状に赤い発疹と小水疱が出現し、強い痛みを伴うのが帯状疱疹です。

帯状疱疹は50代以上に多くみられるのですが、過労やストレスが引き金で若い人に発症することもあります。
産後で抵抗力が落ち、強いストレスがたまっていると帯状疱疹になりやすいというわけです。

発症すると強い痛みがあるため、育児に専念できなくなってしまいます。
また、母乳育児をしている場合は投薬治療ができないケースもあります。

帯状疱疹を発症しないようにするためには、よく体を休めることが大切なのです。

産後うつ

産後に疲れとストレスを溜め込んでしまうと、産後うつを発症するリスクが高くなります。

産後うつにかかると憂鬱になってわけもなく涙が出たり、無性にイライラしたりします。
食欲がなくなったり、眠れなくなったり、一日起き上がれない…なんてことも。
また、赤ちゃんが可愛く思えず『自分は母親失格ではないか』と苦しんでしまうこともあります。

産後うつは、産後4週間程度経ってから発症することが多いです。
産後すぐにうつらしい症状が出なくても、ストレスを溜め込むのは危険ですよ。

更年期がきつくなる

『産後に無理をすると、更年期がきつくなる』というのを聞いたことはありませんか?
本来ゆっくり体を休めるべき産後1ヶ月ほどの期間に無理をしてしまうと、将来更年期がきつくなると言われています。

出産による骨盤の開きがきちんと戻りきらないと、更年期の頃になって尿モレしやすくなったり、子宮が膣から出てくるなどのトラブルが起こりやすくなります。

また、育児による心身のストレスにより、若年性更年期障害を発症するママもいます。
症状はめまいやほてり、手足の冷えやイライラなど、更年期障害とほぼ同じです。

太りやすくなる

出産してから太ってしまった、というのもよく聞かれる意見です。
赤ちゃんを産んだら痩せると思っていたのに、あまり痩せなくて驚いたママも多いのでは?

出産をすると骨盤が開くわけですが、開きっぱなしになっていると太りやすくなってしまいます。
産後にきちんと休養をとり、骨盤矯正をすることによって骨盤が正しい位置に戻り、痩せやすい体質になります。
骨盤は放っておいてもなかなか戻りませんので、骨盤ベルトなどできちんと矯正するようにしましょう。

また、育児ストレスから暴飲暴食に走ってしまうこともあるようです。
ストレスは趣味にうちこんだり一人の時間を持つことで発散するようにしましょう。

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