幼稚園や保育園に入園したり、小学校に入学したら、新しいママ友が増えてきます。その時に注意しなくてはいけないのが「スピーカーママ」。
スピーカーママは、新しい情報を入手すると、スピーカーのように拡散しておしゃべりをする人のことを指します。そして幼稚園だけではなく保育園にも小学校にもいるのだとか……。特徴はどういった点で、気をつけるべきなのは何があるでしょうか。
スピーカーママとは?
スピーカーママの語源は、マイクについている、あの”スピーカー”。
ギターやベースなどにつないで、音を大きくする機械のスピーカーです。
自分が話したことが、他のママ友に筒抜けになってしまうのがスピーカーママの特徴です。
スピーカーママの特徴は
・一見すると話しやすい
・友達が多く見える
・知り合いが多そう
・自分以外の子供の様子を熱心に聞く
・ママに自分から話しかける頼りがいがあるママに見える
・相手のプライベートを知りたがる
です。
特に、そこまで親しくないのに話しかけられてプライベートを聞かれたら要注意です。
なこと。でも、プライベートまで他のママまで言われてしまい「えっ?」と感じたことはありませんか?
他のママから「こうなんだってね」と言われることもイヤですが、ママ友だけに話した秘密の話も筒抜けだと本当にうんざりしますよね。
同じ年齢のママといっても、学歴も違えば育ちも違います。相手の感じ方も違うので「自分の耳に入ったことは他の人に言っていいと思ってた」と勘違いされることもあります。最初から「この人はスピーカーママのよう」と思ったら深い話をしない選択肢も重要です。
保育園にもスピーカーママは存在する!
スピーカーママは、仕事をしていない専業主婦に多いと思われがち。実際、お仕事をしていない人の方が時間があるので、人のウワサ話に花を咲かせることが多いです。しかし、保育園にもスピーカーママはいます。保育園ママも仕事が短時間だと時間があり、仕事をしていても人のことが気になってしまう性格の人がスピーカーママになりやすいです。
他のママが井戸端会議をしている話をしっかり聞いて、先生の評判や子供のウワサを拡散しているママも存在しています。
仕事があり忙しい保育園ママの方がスピーカーママは少ないと言われています。どちらにしても、働いている、働いていないに関わらず、ウワサ好きな人はスピーカーママになりやすいです。
どちらかというと保育園の方が親同士で行うイベントが少ないため、スピーカーママがいてもスルーできる環境です。
こんなスピーカーママがいた!直接探られる直球実例をまとめてみた!
スピーカーママは、直球の質問をして答えてくれるのを待つ場合と、違和感のある質問を投げかけることがあります。まずは直球の質問から紹介します。
(直球)
”旦那さんはどこにお勤めなの?”
”えっ?何歳??”
”おうちはどこ?戸建?マンション?”
”おうちは○○ハウスで建てたのね??”
”お子さんの〇〇ちゃんは何を習ってるの?”
直球の質問は、こちらがひるんでしまうようなことをズバズバと聞くこと。よくそんなことを聞けると思うようなことも、スピーカーママにかかれば怖いものなし。答えてくれるまで引き下がらない人もいます。
難しいのが変化球の質問!こんな意味が隠れている!!
スピーカーママの質問で、難しいのが変化球の質問です。気軽に答えて拡散されてしまっては困ります。直接聞かれないからこそ、嘘をでっちあげて本来とは違うことを拡散された被害もあります。
(変化球の質問)
”旦那さんはいつお休みなの?土日がお休み?”
→一般的な会社員なのか、販売職なのかを探るための質問。長期休暇もカレンダー通り休めるのか、祝日は出勤の企業カレンダーなのかを探っています。
”若く見えるけど、干支は何?”
→干支を答えると、年齢はわかります。よほど美魔女のような若々しい人じゃないと年齢不詳にはなりません。年齢を知ると「あの人、何歳らしいよ。干支は〇〇!」と言われます。
”どのあたりに住んでるの?送ってくよ~。”
→一見すると、優しい人のようですが、実は罠で戸建なのかマンションなのか聞きだそうとしている人も。マンションはマンション名から不動産会社もわかり、価格を調べるツワモノもいます。家まで送ってもらった後、なかなか帰ってもらえず、おうちの中に呼んでほしいことをアピールするスピーカーママもいますが、家の中に入れると調度品の値踏みなどもされるケースもあります。
”〇〇ちゃんは何曜日がヒマ?何曜日が習い事?”
→習い事の曜日を聞いて、週に何日習い事をしているかを調査しています。
スピーカーママだけではなく違う場合もありますが、気軽に答えたら、あとで「しまった!」なんて思う場合もありそうですね。
スピーカーママの撃退方法
ご近所にスピーカーママがいたら、上手に利用するだけしたいと思ったりもします。しかし、相手は情報通としてあなたの情報もしっかり握りたいと感じているに違いありません。
相手がウワサ話をしてきたら、自分自身は「人のことにあまり関心がない」と突っぱねることも大切です。相手は、ウワサ話に興味がない人に話しても意味がないので、相手が話したがらなくなります。つまり、一定の距離感が生まれます。
ただ、スピーカーママはめげない人が多いので、またすり寄ってくる可能性がありますが……。知りたい情報だけを知って、ウワサに関しては知らぬ存ぜぬで忘れるようにしましょう。当たりさわりなく大人の対応ができるといいですね。