ホルモンの影響!?出産後のイライラの理由

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出産後、赤ちゃんとの楽しい生活を思い描いていたのに、実際はそんなにうまくもいきません。

イライラしたり、精神的に不安定になったり・・・

しかしこれは産後のママにはよくあることです。

イライラしてしまう原因を知り、心を穏やかに保つように心がけましょう。



ホルモンの影響

妊娠中には妊娠を継続させて、赤ちゃんの健やかな成長を支える、女性ホルモンが分泌されています。
そして出産した後には、そのホルモン分泌が減少していき、妊娠前の状態へと戻っていきます。
このホルモンバランスが乱れている時期は心身ともに不安定になりやすく、気持ちに余裕がなくなってしまいます。
小さなことでも気になりイライラしてしまうので、夫や周りの人にも協力してもらいながら、ゆったりした気持ちでママの体の回復を助けましょう。

赤ちゃんのお世話

出産前に、赤ちゃんとの新しい生活を頭で思い描いている人も多いとおもいます。
しかし実際は赤ちゃんのお世話や生活は思っていたよりも大変で、気持ちに余裕がなくなってしまうことも。
赤ちゃんとの生活は、ママが思っていたようにはなかなか進みません。
産後3ヶ月頃になれば、赤ちゃんの扱いや、生活のリズムもつかめる様になり、気持ち的にも落ち着いていくでしょう。
困ったことやわからないことがあれば、家族や子供のいる友達に相談したり話を聞いてもらったりするのも、気持ちが落ち着く方法です。

睡眠不足

生まれたばかりの赤ちゃんには、2~3時間おきに授乳することになります。
赤ちゃんによっては授乳の間隔がもっと短かったり、授乳した後もずっと泣いていることもあり、ママはなかなかまとまった睡眠をとることができません。
赤ちゃんが寝ているときに一緒に寝ようと思っても、洗濯に掃除にと、家のことが気になって、なかなかゆっくり寝ることができません。
それにより自律神経が乱れ、イライラの原因になることも・・・
赤ちゃんが小さいうちはあまり無理をせず、なるべく赤ちゃんと一緒に睡眠をとるように心がけましょう。
家族のサポートの下、完璧に家事をこなそうとするのをやめて、上手に手抜きする術を身に付けましょう。

夫に対する不満

赤ちゃんのお世話で心身ともに疲労しているときに、夫からのサポートが受けられなかったり、自分の事すらままならない夫に対して、イライラが募ってしまうことがあります。
これは産後クライシスとも呼ばれ、妊娠前のような愛情を夫に持てなくなってしまう現象です。
産後の様々な要因が重なり、夫に対しての愛情が冷め、細かい行動やしぐさでさえもイライラしてしまうのです。
これは夫婦二人で、今どういう状況なのかをしっかりと話し合い、お互いの気持ちを尊重できるようにしましょう。

自分の時間がない

慣れない育児や家事に追われ、ママは自分だけの時間を持てなくなってしまいます。
全てのことの優先順位が赤ちゃんになってしまうので、その生活に慣れながらも少しずつイライラ感が募っていきます。
たまには一人で美容室に行ったり、友達と会ったりする時間を持つようにして、日々のリフレッシュを図りましょう。
しかし一人で外出しても、家においてきた赤ちゃんの事が気になって、なかなか落ち着くことができないというママの気持ちも。
赤ちゃんが寝ているときに、家でできる趣味を見つけるのもイライラ解消になるでしょう。

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