生理予定日を過ぎても生理が来ない時は、妊娠を待ち望んでいる人や可能性がある人であれば、妊娠していることを考えるでしょう。
妊娠初期には生理が止まること以外にも、様々な体の変化が起こります。
当てはまることがあるのであれば、早めに検査薬でチェックしてみましょう。
胸の張りや痛み
通常であれば排卵日前後から、生理開始日あたりまで胸の張りや痛みを感じることがあります。
しかし妊娠している時は、その排卵日前後からの胸の張りが生理開始予定日を過ぎても治まらないことがあります。
乳房全体の痛みから、乳首にチクチクとした痛みが走るなど、個人差があり症状は様々です。
この胸の張りが続くからといって一概に妊娠しているとは言えませんが、開始予定日を過ぎても生理が始まらず、その他の兆候があるのであれば、妊娠の可能性を考えましょう。
強い眠気
妊娠すると、通常時とは違う女性ホルモンの分泌が活発になり、ホルモンの乱れが生じてきます。そのことにより、体がだるくなり、倦怠感・疲労感が増してきて強い眠気が現れます。
生理の時にも眠気を感じることがありますが、その時よりも更に強い眠気を感じ、日常生活に支障をきたしてしまう事もあります。
そんな時は無理をせずに体を休めるように心がけましょう。
妊娠初期に無理をしすぎると、赤ちゃんの発育や命にまでも影響を与えてしまうことになります。
生理の時のような症状
PMSと言われる月経前症候群のような症状を感じるようになります。
・腹痛
・腰痛
・頭痛
など症状や重軽度は個人差がありますが、体に現れるようになります。
一見生理が来る前の症状と勘違いして、妊娠と思わない方も多いようですが、生理が始まらず症状が続くのであれば妊娠の可能性を考えましょう。
また生理前の症状と勘違いし、痛み止めなどの薬を飲んでしまうことがあります。
しかし薬の服用は妊娠初期の赤ちゃんに大きな影響を与えてしまいます。
もし妊娠の可能性があるのならば、薬の服用は絶対にやめましょう。
吐き気
吐き気はホルモンバランスの乱れからくるものです。
妊娠初期のつわりの症状と言うことです。
このつわり症状を感じるのは一般的には妊娠5~6週目あたりからが最も多いようです。
症状には個人差があり、早い人では妊娠超初期と言われる妊娠3週目から始まる人もいます。
吐き気は、生理の遅れと並ぶ、妊娠発覚のきっかけとなります。
なるべく無理をせず、体を休めるようにして早めに検査をしてみましょう。
味覚・臭覚の変化
今まで好きだった香りや何ともなかった匂いに対して、嫌悪感を抱いてしまうようになります。
それと同時に味覚にも変化が生じ、今まで食べれていたものが、全く受け入れなくなり食欲も低下してしまいます。
これもつわりの症状のひとつです。
よく言われるのがご飯が炊ける匂いや、食べ物の匂いに敏感になる人が多いようです。