もうすぐ出産を迎える、妊娠後期。
今のうちに一人でできることをしておきたいという気持ちはわかりますが、いつ生まれてもおかしくない状態の時期には、控えたほうがいいことも出てきます。
残り少ない妊娠生活を快適に過ごせるように、ポイントを押さえておきましょう。
車の運転
妊娠後期にはお腹が大きくなり、ハンドルやブレーキなどの操作がしずらくなります。
また判断力も低下してしまうので、大きな事故を引き起こしてしまう危険性があるので、妊娠後期の運転は控えるようにしましょう。
どうしても車で出かけないといけないときは、誰か運転してくれる人と一緒に出かけるようにしましょう。
また出産を間近に控えているときに、高速道路に進入することは控えましょう。
万が一の時、高速道路で渋滞にはまってしまうと、救急車の到着も遅れてしまい、母子ともに危ない状況下に置かれてしまうことがあります。
飛行機に乗る
航空会社によっては臨月時期の妊婦さんの搭乗を規制しているところもありますが、飛行機の気圧の変化の影響を受けて、陣痛が始まってしまうことがあります。
その場合、近くの空港に緊急着陸することになり、ママや赤ちゃんも危険な状態で、不安な出産を迎えることのなるだけでなく、同じ飛行機に搭乗している全ての人にも迷惑をかけてしまいます。
旅行や里帰りで飛行機に乗る場合は、時期や状況を考えて計画的に行いましょう。
暴飲・暴食
妊娠後期は特に体重増加しやすいので、食事面では特に気をつけておきたい時期です。
妊娠8ヶ月を迎えた頃より、妊娠高血圧症候群にかかる確率が高くなるので、この時期体重増加してしまうと、そのリスクが高まってしまいます。
妊娠高血圧症候群になってしまうと、母体の健康や赤ちゃんの発育にも悪い影響を与えてしまうことになります。
また体重が増えることで、難産になりやすい傾向にもあるので、食生活は十分注意しておきましょう。
ネイル
いつ出産を迎えてもおかしくない時期です。
病院の医師は、出産を迎えたママの健康状態を爪の色などで確認します。
爪にネイルやネイルチップが施してあると、ママの体の重要な変化を見落としてしまう可能性があります。
いつでも出産に臨めるように、妊娠後期のネイルは控えるようにしておきましょう。
人ごみ
これは妊娠全期を通して言えることでもありますが、お腹に人が当たった衝撃で、赤ちゃんの命を危険にさらしてしまうことがあります。
特に妊娠後期のお腹が大きい時期には、その危険性が増していきます。
大きいお腹で足元が見えないのもさらに危険な状態です。
人が密集していることで、あなたの妊娠に気付かない人も多くなり、大きな衝撃が加わってしまうのです。
妊娠後期で、成長しているとはいえ赤ちゃんの命にかかわる重大な問題になりえます。
なるべく人の少ない歩きやすいところを選ぶようにしましょう。