子供に伝えたい自然からの命の贈り物

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私達が、頂いている食事には、自然からの贈り物がたくさんあります。

例えば、日本人が、毎日のように口にしているお米にも太陽の光と汚染されていないきれいな水という、素晴らしい自然の恵みが宿っています。

当たり前にように毎日、食べている食事ですが、そこには自然の力や、それを育てて下さっている、農家の皆さんの努力があることを、忘れてはいけないし子供たちにもそれを伝えていく事に、大切な意味があると思うのです。



野菜には強い生命力がある

私たちが、普段何気なく口にしている、野菜にも強い生命力が宿っています。

自然に育った野菜は、雨に打たれ風に吹かれ、そしてこぼれるばかりの太陽の光を浴びて育つからです。

野菜にも命があり、私たちはそれを、頂いているのです。

当たり前にあるけれど、実は当たり前ではないもの。
それを、子供たちに伝えていくのも大人の役目だと思います。

家族で食事することは大切なこと

忙しい毎日、朝昼晩と家族そろって食卓を囲むことは、とても難しいと思うけれど、
例えば週に2回でも3回でも、家族全員が揃い顔を合わせて食事を頂くことは可能なのではないでしょうか?

ママ(パパでもいいのです!)が作った美味しい食事を、分かち合い一緒に味わうことは、家族に大きな喜びを運んで来てくれます。

そして、食卓での会話をはじめ、配膳、片付けの手伝いなどを通して、家族の絆は深くなっていくのだと思います。

毎日の食事の中で、感謝の心を育てよう

食事時の挨拶、「いただきます」「ごちそうさま」は、親が率先して言うようにしましょう。

小さなことですが、積み重ねていくことで子供の心にも自然への感謝の心が芽生えるでしょう。
そして、ママ(パパ)が心を込めて作ってくれた料理を、喜んで食べるようになるはずです。

最近では、パパは新聞を片手に、子どもはテレビを見ながらと言う家庭も多いようですが、週に何回かだけでもいいので、家族全員が食事に専念するようにしましょう。
いい食事の習慣は、親子や夫婦の心に温かい愛情をはぐくんでいきます。

人工物はほどほどにしよう

多忙なパパやママ、そして子供も塾などで忙しい時代。

手軽に摂れるインスタント食品、ファーストフードなど、便利なものがたくさんあって
ついつい利用することも、あると思います。

けれど、そればかりでは栄養が偏りがちになってしまいます。
そうなると、免疫力が低下して風邪を引きやすい体質になってしまったり、カロリーの摂り過ぎによる肥満も心配になってしまいます。

どうしてもと言うときは、せめて具たくさんのお味噌汁などを一品加えて食べるようにしましょう。
ママにとっては、食品添加物も気になるところだと思うので、上記を参考にしてみて下さい。

自然の贈り物ってすばらしい!

日本には四季がありますね。そして、それぞれの旬の食べ物があります。

私たちの体も、季節に応じて変化しますが、それを助けてくれるのが旬の食材だと言われています。

例えば夏には、身体を冷やすスイカ、胡瓜などがあります。
そして冬には、身体を温めるように根菜類が出て来ます。

昔から受け継がれて来たものは、私たちが子供に受け継いでいくものです。
自然の恵みを頂きながら、子供の健やかな成長を見守りつつ、私たち親も、心も身体も健康になっていきましょう。

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