世界中には、たくさんの素敵な絵本が、あふれています。
子供の頃、読んでもらい懐かしい本、育児をする中で改めて読み返すと、子供の頃とは又、違った感じ方をしたりして、絵本って奥が深いなぁと感じることがあります。
今日は、パパがお子さんに読んであげてほしい、面白い絵本を選んでみました。
「いないいないばぁ」著 松谷みよ子
大人から見ると、絵も内容も地味ですが、赤ちゃんはお喜びすること、間違いのない一冊です。
いないいないばぁとパパの声で、ジェスチャーしながら読んであげると、赤ちゃんもきっと、嬉しいでしょうね。
お仕事で疲れているパパさんの中には、ママに育児を任せっきりという人もいると思うのですが、こんな絵本なら、パパも簡単に、楽しく読んであげることが出来ると思います。
「くっついた」著 三浦太郎
ぞうさん、あひるさんなど、お子さんが好きな動物が登場して「くっついた」の言葉を合図に、手をつないだりキスしたりする、とても可愛い絵本です。
最後のページでパパのほっぺとお子さんのほっぺで「くっついた」すれば、赤ちゃんも少し大きくなった子供でも、きっと大はしゃぎするでしょう。
普段、あまりお子さんと、スキンシップをしないパパには、特にお勧めの絵本です。
ママとだけではなく、パパと触れ合うことで子供たちは又、違う安心感を得ることでしょう。
「おとうさんはウルトラマン」著 みやにしたつや
ウルトラマンを観て、大きくなったパパさんから評判の一冊です。
パパは外で一生懸命働いて帰って来る、そしてウルトラマンは怪獣と闘い疲れて
へとへとになり帰って来る。
それでもウルトラマンパパは、家では子供と大はしゃぎして遊びます。
もちろん、ママだってウルトラマンは大好きだけれど、この絵本はパパの世界観で
子供に聞かせてあげたら、素敵だろうなぁと思います。
「しろくまくんのクリスマス」著ヘンリエッタ・スティックランド
これから段々と寒くなり、訪れるクリスマスの季節にぴったりな絵本です。
雪の夜、大きくあいた穴から、不思議な空間に落ちてしまった主人公。
そこは何とサンタさんのお家で、サンタさんは子供たちに贈るプレゼントを作っているところでした。
この本はイラストが細部まで綺麗に描かれていて、大人まで童心に帰ってしまいそうになります。
絵本を通して、子供の心に少しでも近づけたら、そんなひと時はこの上もなく
幸福な時間ですね。
「むしたちのうんどうかい」著得田 之久
有名な「はらぺこあおむし」も良いのですが、こちらも色んな虫くんたちが登場しているので、パパにお勧めの一冊です。
虫の事はパパが得意な分野。ただ読み聞かせるだけでなくて、この虫の名前はね・・・
こんな風な声で鳴くんだよなどと、お話ししながら読んであげたら パパってすごい!って思われてしまいそうですね。
子供と遊んであげたいけれど、今一つ何をしていいか、分からないパパにこそ絵本は、とてもお勧めです。
子供にとっては絵本を読んだり、絵を見ることも遊びの一つなのです。
まだまだ、素敵な絵本はたくさんあります。
最初は慣れなくて、読むのが大変だというパパも、ただ子供と一緒に絵を見て、ページをめくるだけでも良いと思います。
そして、反応を見ながら、好きな絵本を子供と一緒に探していけたらいいですね。