インフルエンザが流行する季節になると、我が子が感染しないか心配ですね。
特に保育園などに通っている子だと、うつされる可能性が非常に高くなります。
小さな子どもがインフルエンザに感染すると、脳炎脳症になる可能性があるので非常に危険です。
インフルエンザを予防するための、基本対策5つをまとめました。
外出を控える
まだ保育園や幼稚園に通っていない小さな子の場合、インフルエンザの流行期間中は不要な外出を控えましょう。
もちろん、保育園に通っている子も休日に人ごみに出かけるのを避ければ感染リスクを避けることができます。
小さな子はきちんとマスクを着けていることが難しいですし、そもそも赤ちゃんはマスクを着けることができません。
そのため、病気をもらってきそうな場所には行かないのが賢明ですね。
小児科なども病気をうつされやすい場所なので、出かけるのには注意が必要です。
うがい手洗いの徹底
外出先から帰ってきたら、うがいと手洗いを徹底しましょう。
インフルエンザに限らず、感染症にはこれが一番の予防になります。
ハンドソープを使い、流水で最低15秒以上しっかり洗い流しましょう。
手を拭くタオルも清潔なものを使ってくださいね。
うがいができない赤ちゃんには、麦茶や番茶、白湯などを一口飲ませるとよいですよ。
帰宅したらすぐお風呂に入る
帰宅したらすぐに入浴するのも効果的です。
ウイルスが付着しているかもしれない衣服を脱ぎ、体を洗い流すことで感染リスクを下げられます。
冬は外の空気が乾燥していますから、入浴して肌や喉を潤すことも予防の一環になります。
また、パパが会社や外からウイルスを持ち込み、子どもが感染・発症する可能性は意外と高いものです。
子どもや赤ちゃんよりも、むしろパパが帰宅してすぐに入浴するという習慣をつけたいですね。
換気や加湿をする
インフルエンザウイルスは、湿度が高い環境に弱いです。
乾燥しがちな季節には、加湿器を使って部屋の湿度を上げましょう。
目安は50~60%の湿度を保つことです。
加湿器がない場合は、洗濯物を部屋干ししたり、濡らしたタオルを干すのも効果的。
ただしやりすぎるとカビの原因になりますので、部屋の湿度をチェックした上で対策をとってください。
また、こまめに部屋の空気を入れ替えて病原菌を外に追い出しましょう。
予防接種をする
インフルエンザのワクチンは、子どもにはあまり効かないという意見があります。
子どもが小さいほど予防効果が少なくなる傾向にあるようです。
ですが、まったく効果がないというわけではありませんので、親が納得した上で予防接種を受けさせるのがいいでしょう。
子どもよりも、むしろパパやママが予防接種を受けることの方が予防としては効果が高いです。
子どもにうつさなくてすむよう、まずは大人がしっかり予防接種を受けましょう。
家族の誰かがインフルエンザにかかってしまったら、子どもとは接触しないようにしてくださいね。