妊娠中は気分転換や出産の準備などで、散歩に出かけたり、お買い物に出かけたりされることも多いと思います。
妊娠中のお出かけには気をつけたいこともたくさんあります。
ポイントを押さえて、安心・安全なお出かけを楽しみましょう。
人込みを避ける
人混みの中では、お腹が人にぶつかる危険性があるので、避けるようにしましょう。
また妊娠中は免疫力・抵抗力ともに下がってしまう時期なので、感染症や病気にかかってしまう心配もあります。
電車に乗るときなども、朝夕のラッシュの時間を避けて、ゆとりを持って動ける時間や場所にお出かけするようにしましょう。
またどうしても人の多いところに行かなくてはいけないときは、パパや家族の方などに付き添いをお願いして、サポートしてもらうようにしましょう。
フラットシューズを履く
妊娠中にヒールの靴を履くと、重心が傾きバランスが取りづらくなり、転倒してしまう危険性があります。
特に妊娠後期のお腹が大きくなった頃には、重心が前に傾いてしまうのでヒールはオススメできません。
安定感があり、長く歩いても疲れづらいフラットシューズがオススメです。
しかし妊娠前からの習慣でヒールを履き慣れていて、フラットシューズだと歩きにくいという方は、ピンヒールやハイヒールを避け、ヒール部分が太く安定感のあるものや、2~3cm程度のローヒールの靴に変えるようにしてみましょう。
長時間の運転は避ける
妊娠中は注意力や判断力が鈍ってしまい、事故を引き起こす危険性があります。
ホルモンバランスの影響で強烈な眠気が襲う心配もあります。
また長時間の運転で、同じ姿勢をしていることで胎盤のうっ血などを起こしてしまうこともあります。
妊娠中の運転は20~30分程度に留め、体調に問題を感じたらすぐに休憩をとるように心がけましょう。
長時間の外出が必要な場合は、運転してくれる方と一緒に出かけるようにしましょう。
シートベルトでお腹を締め付けすぎると、体調不良になることもあるのでマタニティー用のガードなどを使いましょう。
妊娠後期のお腹がせり出した頃は、ハンドルにお腹がつかえてしまい大変危険ですの、運転は避けましょう。
こまめに休憩を取る
妊娠中には体調の変化や気分の不調などが起こりやすくなります。
そんな時は無理をせず、休憩を取るようにしましょう。
妊娠中に無理は禁物です。疲れたり異変を感じたりしたときはゆっくり休めるようにしておきましょう。
事前に外出先で休憩できる場所やお手洗いの場所を調べて、把握しておくこともお勧めです。
所持品
外出時はいつも母子手帳と健康保険証を携帯するようにしましょう。
また何かあったときにすぐ連絡が取れるように、スマホや携帯電話も必須です。バッテリー不足には注意しておきましょう。
気分が優れないときのために、アメや飲み物などもオススメです。
寒さを感じたときに使えるカーディガンやストールなどを入れておくのもいいでしょう。
重たい荷物は体に負担となりますので、あまり重たくなりすぎないように注意しましょう。