最近、元なでしこジャパンの澤穂希さんが妊娠6カ月の姿を披露され、そのスリムな妊婦姿が話題になりました。
妊娠中期に入ると、一般的にはどんどんお腹が大きくなるイメージがありますが、妊婦さんによっては大きさも様々ですよね。
妊娠中期以降でお腹が目立たないと、「もっと栄養をとりなさい」なんて母親や祖母世代の人からは言われがちですが、決して栄養が足りず赤ちゃんが発育不足という訳でもないんです。
ここでは、妊婦だけどお腹が大きくならない理由をいくつかご紹介します。
もし、あなたもあまりお腹が目立たないタイプの妊婦さんなら、このどれかに当てはまるかも?是非、読んでみてくださいね。
1.腹筋が強い!
冒頭でご紹介した澤穂希さんもこちらに該当するそうですが、非常に腹筋が発達している女性は、筋肉によってガードされる事でお腹が前に突き出ずに横に広がるようです。
その為、赤ちゃんはしっかりと成長していても、横から見てもお腹が目立たないんですね。
海外でも、妊婦とは思えない腹筋が割れて引き締まったお腹が美しい妊婦さんが話題になっているようです。
腹筋が発達していると、出産の時にもしっかりと力を入れて力むことができるので、腹筋のない妊婦に比べると安産のケースが多いようです。
また、お腹の皮の伸びも少ないので、出産後に元の体型に戻すのも容易でスムーズなのだそうです。
妊婦と言えば、大きなお腹を抱えているイメージでしたが、出産後も綺麗な女性でいるのであれば、妊娠前から腹筋を鍛えておいてスリムな妊婦でいる方が良さそうですね。
2.骨盤が広い
骨盤の形が広い方も、大きくなる子宮が前に突き出す代わりに横に広がるのであまりお腹が目立たない傾向にあるようです。
一方で、骨盤の狭い狭骨盤の方は、妊娠中期から臨月と間違われるほど前にお腹が突き出すようですね。
定期検診でお腹の赤ちゃんの発育に問題がないと医師から言われているのであれば、あなたの体型が理由であまりお腹が目立たないだけかもしれませんね。
3.羊水の量が少ない
心配な理由の1つは、羊水の量が少ない可能性です。
羊水の量が少ないと、胎児も十分に発育できず、結果的にお腹はあまり大きくなりません。
ただし、このような状態は「羊水過少症」という診断名がついているので、もしあなたがこのケースに当てはまるのであれば、医師から説明があるでしょう。
羊水が少ないと、胎児の発育に影響が出る為、何かしらの障害等が出る危険性があります。
理由は、母体側にある場合と胎児側にある場合があり、それぞれに対して治療や対処方法は異なる為、もしあなたが「羊水過少症」と診断されたのであれば、適切な処置を受ける必要があります。
4.赤ちゃんが小さめ
心配なもう1つの理由は、胎児の発育が不十分であったり小さめな場合です。
ただし、最近は小さく産んで大きく育てる傾向にありますよね。
出産適正時期までには、ある程度の大きさまで発育していれば、そこまで気にする必要はないでしょう。
医師から「胎児が小さめ」と言われて、どうしても心配な場合は、対処方法等を医師や助産師に相談すると良いでしょう。
母親の精神状態が胎児に与える影響はとても大きいと言われているので、なるべく心穏やかに過ごすことができるようにつとめましょうね。
5.お腹が大きくならないと経済的にも嬉しい!?
お腹がどんどんと大きくなると、妊婦が一番困るのは洋服です。
家の中ではパートナーの洋服やスウェット等で過ごせても、外出時はそういう訳にはいきませんよね。
でも、マタニティ用にお洋服って、妊娠期間だけや、長くても出産後の授乳期間だけしか着ないモノが多く、不経済なんですよね。
もし、あなたがお腹が大きくならないタイプの妊婦であれば、「ちゃんと食べてる?」なんて煩わしい問いかけは受け流して、もったいないマタニティ服を購入せずに済むので経済的で良かったと、ポジティブにとらえてみてはいかがでしょうか。