妊娠中お腹が大きくなると、気になるのが妊娠線の問題です。
一度できてしまうと消すことは難しいので、予防することが一番大切です。
妊娠線を作らないようにしっかり対策をして、妊娠生活を快適に乗り切りましょう!
妊娠線ができる原因
お腹の赤ちゃんが大きく成長していくことで、ママのお腹も大きくなっていきます。
急激に大きくなったお腹の伸びに、皮膚内部の真皮や皮下組織がついていけず、皮膚に亀裂が生じてしまうことから妊娠線ができてしまいます。
一般的にはお腹の妊娠線をいわれることが多いですが、急激な体重増加に伴い胸や腕、足などにもできることがあります。
筋状に肉割れを起こしていき、症状が改善してもその部分だけが他の皮膚と異なっていることで、妊娠線が目立ってしまいます。
妊娠線ができやすい人
妊娠線ができやすい人のには何通りかのタイプがあります
・乾燥が気になっている人
・小柄な体型の人
・ぽっちゃり体型の人
・多胎児妊娠中の人
などがあげられます。
小柄な体型や多胎児妊娠中の方は、もともとの体型に対して、お腹のふくらみが大きくなることで、真皮断裂しやすくなります。
ぽっちゃりの方はもともと、皮下脂肪が多いので妊娠線ができやすい体質といえます。
また皮膚が乾燥していることで、お腹に痒みが出たり亀裂が生じやすくなったりしてしまうので、妊娠中のボディーケアは念入りに行いましょう。
ケアを始めるのは?
妊娠線ができる時期は個人差があり、いつの時期からかが決まっていません。
しかし妊娠線が気になりだしてからでは予防にならないので、お腹が急激に大きくなる前、妊娠4ヶ月頃から始めるようにしましょう。
その頃にはつわりも軽くなり、ボディークリームの香りなども楽しめるようになってくる頃でしょう。
季節や体質にもいりますが、もともと乾燥が気になっている人や、乾燥が気になる季節にはケアをしっかりするようにしましょう。
予防法①スキンケア
妊娠線には専用のボディークリームもたくさん市販されています。
しかし専用のクリームは美容成分などが配合されており、高価なものが多いです。
高価な専用のボディークリームにこだわらず、安価でも長く愛用できるボディークリームを選ぶのもオススメです。
なるべく保湿性に優れた物で、毎日使うものだから使用感や香りの好きなものを選ぶようにしましょう。
クリームのほかにも、オイルやローションなど、肌に合わせて変えてみるのもオススメです。
予防法②食生活
妊娠線ができる理由は、赤ちゃんの成長だけではなく急激な体重増加によるものもあります。
妊娠中の太りすぎは、難産や妊娠中毒症の危険も出てきます。
栄養バランスの整った食事と規則正しい生活を送りながら、軽い運動などを取り入れるように心がけましょう。