子供に苦手なものでも食べさせられる工夫5選。好き嫌いさよなら!

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誰だって、多かれ少なかれ食べ物に好き嫌いはあるものです。パパやママも、子どものころは嫌いだった食べ物が、大人になったら好物に……なんて経験はあるでしょう。

好き嫌いの多い子どもでも、身長や体重が増えて元気に動き回っているのなら、特に心配する必要はありません。

でも、ママが「これは嫌いだから」と決めつけて食卓に出さないのは、NGです。食べられる食品の数を増やすためにも、まずは食卓に出す工夫をしてみましょう。



味付けを変えてみましょう

しょうゆ味、ソース味、マヨネーズ味、ケチャップ味、カレー味、チーズ味、みそ味……
味付けはいろいろ数あれど、意外と、決まった料理を決まった味付けでしか調理していないものです。「おうちの味」ともいえる、固定観念で味が決まってしまっているんですね。少しだけ視点を変えて、いろいろな味付けをしてみましょう。
目玉焼きにお好み焼きソースをかけてみたり、肉じゃががみそ味だったり、そうめんをマヨネーズで和えてみたり。
思い切って、子どもに調味料を選ばせてみるのも面白いかもしれませんね。

食感を変えてみましょう

子どもは、意外と敏感な感覚を持っています。味はもちろんですが、特定の食感を嫌がる子どもだって多くみられます。我が家の息子たちも、やれ固いだのモソモソするだの。よく食べながら文句を言われたものです。
これにも、調理方法で食感を変える工夫をしてみましょう。
油で揚げてサクサクにしたり、ゆで野菜はいつもより固めに(あるいは柔らかめに)ゆでたり、いっそ原型がなくなるまでつぶしてみる、など。ひと手間かかますが、子どもの好みの食感が分かればこちらのものですよ。

一緒に食材を準備してみましょう

一緒に買い物に行って、自分で買い物かごに入れたものなら食べる、という子もいます。
それならいっそ、野菜なら育てる、魚なら釣りに行く、というところから始めてみてもいいかもしれません。家庭菜園だったら、広い庭や畑がなくてもプランターで簡単に野菜が育てられるので、水やりなど小さな子どもでもお世話ができて楽しいです。
食材がどのように育つのか、どのように生きているのかを意識することで、食べる気持ちがより強くなるのでしょうか。情操教育の一環としてもよいかもしれませんね。

一緒に調理してみましょう

食材の準備の次は、調理が待っています。準備と同じように、食材がどのように調理されて食べられるようになるのか、過程を知ることで出来上がった料理に対する思いも強くなることでしょう。
まずは簡単なものから、ピーラーを使ったニンジンの皮むきや、卵の殻むき、ハンバーグの形成などがオススメです。一緒に準備している時も、調理している時も、食べている時も。親子で楽しい時間がもてるといいですね。

一緒に楽しく食事しましょう

食事中に子どもがあれこれ好き嫌いを言いだすと、親としてもついつい説教が始まってしまいがちです。でも、文句を言っても、好き嫌いが治るわけではありません。食べながらこれでは、食事の時間まで嫌いになってしまい、子どもは負の連鎖に陥ってしまいます。
まずは、家族全員で食事を楽しむことが大切です。いろいろな話をしながら、楽しく食べられる雰囲気づくりを心掛けましょう。周りのおとなが美味しく食べていれば、子どもは目で見て、その美味しさを感じているはずです。
一緒に準備している時も、調理している時も、食べている時も。親子で楽しい時間がもてるようになるといいですね。

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