1歳が過ぎ2歳になる頃、周りの同い年の子供はもうお話をしている・・そんな風に不安になるお母さんもいらっしゃることだと思います。
特に初めての育児となると周りのことや一般的には何歳で何ができるようになってないといけない、といった観念に追われがちですがそんな時だからこそ見落としがちになっているお子さんのお話しサインをご紹介しますね!
焦らないで大丈夫!
一般的には1歳から2歳前後にお話を始めるとは言われていますが、マニュアル通りじゃなくても大丈夫です。
これまでもハイハイや伝い歩き、成長のポイントごとに心配をしてきたと思います。
周りより遅くてもちゃんとハイハイが出来た。
ハイハイは遅かったけれど伝い歩きは早かった!などその子供達それぞれのペースがあります。
周りがこうだから、ではなくお子さんを温かく気長に見守ってみませんか?
もしずっとこのまま話さなかったら・・なんて考えている時間にもお子さんはあなたと楽しく遊びたがっていますよ。
わたしたちが話すことは思った以上にわかってる
お話が遅いから、こちらが話すこともわかってないのだろう・・・ということはありません。
わたしたちが思うよりもずっと理解しています。
例えば「ごはん食べようか」「おむつかえよう」など毎日何回か口にする言葉はすぐに覚えてくれます。
まだ言ってもわからないかな?と思うことでも是非お話ししてあげてみて下さい。
試しに「ママは今〜をしてるからテレビ見ておいで」など、テレビの方を指差して呼びかけてみてはいかがでしょう。
赤ちゃん言葉で教えないこと
つい赤ちゃん言葉で車を「ぶーぶー」、ごはんを「んまんま」など言ってしまう気持ちはよくわかりますが、お子さんが間違った言葉で先に覚えてしまうと次にまた「ぶーぶーはくるま」と覚え直す作業がひとつ増えてしまいます。
おうちの方が正しい言葉でお話ししてあげることがスムーズに成長をたどる秘訣なんですね。
たくさん話しかけてあげましょう!
いつも一緒にいるお母さんがたくさんお話しをすることで
「伝えたいことは口を使ってお話しすればいいんだ」と理解し、まずはお話ししているかのように抑揚をつけたお話の振りをし始めます。
そうなるとこっちのものです。
どんどんお話をすることに興味を持たせるために、お子さんの話に「うん、うん」「へ〜!すごいね!」などこまめに相槌をうってあげましょう。
実はお話しをしてること、気付いてないかも?!
実はお母さんが気付いてないだけで、お母さんの口真似をしていることはよくあることです。
ちゃんと話せていなくても音程を真似していたり、例えば電車が好きなお子さんが電車を「しゃ」とお話ししているとします。
すると食べ物でも動物でも好きなものは全部「しゃ」と表現していたりするんですよね。
これをわかっていると「このおかずが好きなんだね!」といったように会話が生まれます。
そしてお子さんには伝わったという自信が生まれるのです。
焦るよりも大切なのは日々のお子さんの小さな成長を見逃さず伸ばしてあげることがいちばん大切なのではないでしょうか。