自分が毒親になっていても気付かないもの。子供の将来にも大きな悪影響を与えてしまう恐れのあるこの毒親になっていませんか?そんなつもりなくついつい出てしまう言葉にも毒親になってしまうものも意外にあるのです。自分は大丈夫!と思っているママも是非当てはまらないか?確認して自分を振り返ってみて下さい!
子供を自分の思い通りにしようとする。
子供の事全てを自分の思い通りにしようとする傾向があるようです。例えば、子供は親のいう事を聞いていれば将来幸せになれると思い込み子供の意思を尊重しない。着る洋服から髪型や持ち物にまで自分の趣味を押し付ける等も当てはまります。女の子は特に少し大きくなってくると衣服等に関してこだわりが出たり好みも出てきたりしてきます。これらを否定することは自己肯定感を否定してしまうのと同じ行為にあたるのでやめましょう。
自分の子を他の子と比較する
比較の対象は兄弟・姉妹または子供のお友達などです。いくら同じ親から生まれた兄弟・姉妹でも出来ること出来ないことには違いがあり、上の子が出来たことを必ずしも下の子も出来るとは限らず何で出来ないのか?どうしてなんだろう?と思ってしまいます。それを思うだけなら良いのですが『お兄ちゃんは出来たのに』とか『お友達は頑張ってやっているのに』と言葉に出して言ってしまうのはNGです。本人は競争心からもっと頑張ってくれないだろうか?と思って悪気の無い言葉で出てしまうのでしょうが子供にとって有効かと言うとそれはNGです。
自分の感情を子供に向けてしまう
子育て中の女性は子供のことだけではなく家事もしなくてはならず共働きの家庭ならば仕事もあります。生身の人間なので毎日機嫌が良い訳ではありません。そんなイライラしている時に無関係の子供に対して言葉がキツくなっていたり『あっち行って!』等突き放すような言動はありませんか?こんな扱いをされてしまうと子供は自分が何か悪いことをしたのだろうか?だとか不安な気持ちになってしまいます。このような事が続くと自分に自信のもてない子になってしまいます。
自分の希望を押し付ける
良い学校へ行かせたいが為にもっと勉強をしなさいと強要したり将来プロを目指して欲しいからと自分のして欲しいスポーツをやらせる等の行為です。この頃の子供にはもう立派な自我もあり自分は何がしたいのか?どんな事が嫌なのか?は自分で分かるはずです。良い学校に行き良い会社に就職することだけが幸せではありません。子供の夢や希望は常に聞いてあげて個人の気持ちは最優先してあげましょう。
対処法
どんな子もいずれは親離れしていきます。子供に依存し入れ込み過ぎてしまう傾向にあるのが毒親の特徴の一つでもあるので、自分の趣味を持ったり学生時代の友人と遊びに出たり夫婦で何か共通の趣味を持つなどしていつか来る親離れの時期の為に心の準備も必要ですね。親は子供の成長を助けるのが役目であって、全て支配しレールをひいてしまう事が親の役目ではありません。親としては子供には辛い思いをしないで欲しいと願うのは当然ですがそういう思いもして子供は大人になって行くのです。少しでもそうかな?と思ったママは自分の趣味ややりたい事を作って少し子供から離れてみることも大事かもしれないですね。