【重要】ドラマ「残念な夫」でも話題。産後クライシスの現実と回避方法!

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産後クライシスという言葉が、色々なところで取り上げられるようになりました。出産後、2,3年のうちに、それまで円満だった家庭が崩壊に近づいていくという、とっても怖い現象です。

具体的には、子供が0~2歳の間に片親になった家庭が全体の離婚家庭の3分の1にも及ぶという調査結果もあります。
でも、夫婦お互いが、ちょっとだけ相手を気遣う事ができれば、回避できるはず!
出産の前に、または、産後、もしかしたら、産後クライシスかもと思われている方は是非読んでください。



そもそも産後クライシスってどうして起こるの?

赤ちゃんが生まれたら始まる幸せな生活を夢見ながら妊婦生活を送る方は多いのではないでしょうか。
もちろん、理想を持つことも、将来を期待することもとても大切なことです。でも、それ以上に大切なのは、理想だけでは子育ては出来ないということをキチンと理解することだと思います。

産後ママはホルモンバランスが崩れてイライラしやすいのに加え、家事育児の両立、自分の時間が持てないというストレスに見舞われます。

これが溜まってくると、パートナーへの不満や自己嫌悪など、産後鬱に陥っていくようです。

イライラの原因はパートナー?

赤ちゃんの夜泣きで起きてしまったパートナーが「うるさいから早く寝かせろ」と言ったり、2,3時間おきの授乳で寝不足になっているママに「家事がおろそかになっている」と言ったり。
赤ちゃんのお世話だけでも大変なのに、パートナーが脱ぎっぱなし、食べっぱなしにする、など。
パートナーが子育ての大変さをわかっていない場合、嫌気がさしてしまうのもわかります。
専業主婦の場合、家事育児は女の仕事と役割を決めつけられることもあるでしょう。
でも、育児は違います。
子供は夫婦二人のものですから、育児はお互いに協力して行うものです。
特に、寝不足のママはイライラしがち。当たり前に任せっきりにされるのではなく、出来る範囲で協力してもらうようにしましょう。

予防策1

その為に、毎日どうしてもしなくてはならないこと(家事・育児)を両方が出来るようにしておくと良いようです。
特に普段家事にかかわらなかったパートナーをお持ちの方は、
洗濯一つにしても、洗剤がどこにあって、どのぐらいの量を入れて、なんてことを一つ一つ確認しておいてください。当たり前のことのようで、パートナーは全く知らないなんてことがあるんです。
赤ちゃんもお世話も、ミルクやおむつ替え、着替え、お風呂など、両親学級に参加したり、家で一緒に練習したりしたりして、最低限は出来るようにしておきましょう。
それでも、何よりも大切なのは、完璧を目指さないことです。
あまり意地になって、完璧さを求めると、お互いに余計なストレスになりかねません。

予防策2

そして、お互いに感謝の気持ちをもち、きちんと伝え合うことです。
やるのが、やってもらうのが当たり前、ではなく、どちらの立場も気軽に、ありがとう。 そして、相手のやったことにケチはつけない。 自分とやり方が違っても、指摘したり文句を言わない。
簡単なことのようで、家庭内で「ありがとう」という言葉を使わないという夫婦は意外と多いのです。

夜泣きだって、パートナーを起こさないように、気遣うママも多いです。自分は寝不足でも、昼間仕事に出なければいけないパートナーに気を使うのです。
でも、ママだって、2,3時間のおきに起こされる断眠の状態は、寝不足でフラフラです。
パートナーが気を使ってくれている、頑張ってくれている、それをお互いに確認して、感謝の気持ちを伝えましょう。

パパたちにお願い!

お仕事がお休みの日、朝、キチンと起きて、赤ちゃんを連れてお散歩に出かける、とても幸せな時間だと思いませんか?
その間、ママはベッドの中でゆっくり眠るんです。
たったこれだけのことで、本当に気持ちもスッキリするし、パートナーへの感謝も生まれます。
ママの機嫌が悪いように感じているなら、子育てに疲れているなと思うなら、ほんの少しの間、ママに自由な時間をあげてください。
誰にも邪魔されない時間、子育て中のママには至福の時間です。
もちろん、睡眠不足の解消に使うもよし、美容院やエステ、映画をみたり、お友達とお茶をしたり、ストレス解消に繋がることは沢山あります。
大切なのは、ママの時間を邪魔しないこと。
「オムツどこにあるんだっけ?」「泣き止まないんだけど」なんて、連絡をしなくていいように、ちゃんと準備して、自分で対処してください。ママはいつもしているんです。ママが心配で不安で電話をかけてくることが無いように、信頼されるパパであって下さい。

そして、日頃からコミュニケーションをしっかりとって、ママが一人で悩んでいるなんてことにならないように、また、夜の生活も、愛されていると実感するためにとても大切な要素です。お互い積極的に取り組んでいきましょう。

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