ランドセルを買うポイント5選。新入学おめでとう!

2,606 views

小学校入学。お子さんは、不安や希望で胸をときめかせています。ランドセルは必須アイテムですね。安いものは3000円台から、高いものは5万6万と。とくに女の子はかわいい装飾があったりと、ランドセル選びも一苦労。専門店やスーパーに何回も通って背負ってみて買ったり、通販で購入したりと購入方法は多様ですが、じいちゃんばあちゃんからのプレゼントにおねだりするのもひとつ。わが家2人の娘たちが、ランドセルを買うときに注意したことを紹介します。

6年間ではなく4年間で考える

ランドセルは小学校入学から6年間使うものーー。そんなイメージはありますが、実際には5年生になると、かなりの学校で、ディパックなどでの通学が許可され、子供たちも体に合ったデザインのものを選んで、教科書やノートを入れて通学するようになります。
カラーバリエーションから選択できたり、かわいい刺繍が施されていたり、職人の手づくりだったり・・・。 お値段もそれなりになりますが、わが家では4年間、お友達と学校に通い続けると考えれば、コスパよりもデザインで選びました。
結果としていま4年ですが、かわいいピンクのランドセルはそろそろ背中に小さくなってきました。
そろそろデイパックへの移行時期のようです。

背中のフィット感はほどほどで

背中にクッションが入っているのは前提ですが、このクッション部分も厚いもの、薄いものとあります。
もともとランドセルは背中がまっすぐ。でっぱりなどもありませんから、クッションもほどほどでよいと思います。
心配なのは厚いクッション。教科書も増えて、重くなると、重心が移ってきます。とくに、2年3年では、まだまだ体の小さなお子さんですから、教科書を詰め込みすぎたり、サイドのフックに体操服や水筒をぶら下げると、重くなりすぎて背中が反ってしまったことはありませんか? 背中のクッションが厚すぎますと、ちょっと不安定になります。
ほどほどの厚みがあれば十分ですよ。

肩ベルトは幅広ければよいというものでもない

上の娘と下の娘、ランドセルは違うものを買いました。
上の娘はセイバン、下の娘はイオンのオリジナルブランドです。
セイバンは「天使のはね」ブランドで有名でしたし、売り場に並んでいるものを試したところ、少し高かったのですが、つや消しのピンクを選びました。当時で4万5000円ほど。
さて学校に通うようになりましたが、たしかに小さな子供でも背負いやすい。背中のわりにランドセルが大きすぎるかな、と見た目に思いつつも最初は教科書も薄く少なく軽いので、意外とがんばって背負って、黄色い交通安全のカバーもつけて通いました。
しかしだんだん成長すると、どうもショルダーベルトが幅が広すぎて、着脱しにくくなってきました。いま4年で、慎重は真ん中よりも大きいくらいですが、ひじをだいぶ曲げての着脱で、窮屈そう。
下の娘は、その半額くらいで、イオンの「24色」から選べるランドセルを買いました。売り場で、好きな色を組み合わせることができる、セミオーダーメイド。フランスのオートクチュールのような仕組みで気に入りました。
がさつな(笑)次女ですし、あまり大切に扱っていませんが、サイドが割れることもなく、コスパも良かったと思いますよ。
注文から届くまで2カ月半ほどかかったことが難。受付期限も冬の初めまでですし、周りのお友達の家がランドセルを買って、入学に胸を膨らませる時期にランドセルがないのは少しさびしいかもしれませんね。

大きさはA4ファイルが入るものを

小学校ではA4・A3が標準です。
教科書もノートもA4サイズですが、A4がすっぽり入るだけでは、いまの小学校はちょっと厳しい。プリントやドリルを綴じたり、作文の提出のファイルは、もう少し大きくなります。
クリアファイルやフラットファイルがすっぽり入るくらいの大きさがほしいのですが、この対応は各メーカーさんともまちまちです。
長女は、A4に対応するランドセルにしましたが、周りのお友達のランドセルと比べると、わずかですが小さい。この“わずかな”違いが結構大きいとわかり、次女はAファイルサイズにしました。
ランドセル自体は、合皮(クラリーノ)ですから軽い。少し大きくてもほとんど重さは変わりません。ですのでA4ファイルサイズがお勧めです。

耐久性は問題なし

6年間、雨の日も雪の日も背中に背負われて学校へ。しかしランドセルが壊れた、敗れた、ベルトが切れたといった話は聞きません。
通学の登下校は危険がいっぱい。ランドセルの破損で事故などにつながったら損害賠償にもなりかねませんから、値段の高い安いに関係なく、耐久性はメーカーが気をつけていることでしょう。
最近は、訪日外国人のお土産のひとつに、日本のランドセルがリストに上るくらい、軽くて丈夫なランドセル。空港の免税店でも、炊飯器や温水便座の横に、ランドセルが何個も売られているのにビックリしました。話によると、外国人の方は、デイパックがわりに背負って町を歩くそうですよ。
いざ破損が起きたら保証がつく「6年間保証」というのを売りにしているメーカーさんもありますが、丈夫さに自信があるなら保証は不要だと、あえて保証つきでないのを買いました。

こんな記事も読まれています