自分の子が、幼稚園に通い出すと、親としてはうれしい反面、心配なこともいろいろと出てきますよね。うちの子は幼稚園で毎日楽しく過ごせているのか、不安になることもあるでしょう。今回は、幼稚園に通うようになって、こんなときどうしたらいいのかと思うような心配事について5つ紹介したいと思います。
朝、園に行きたがらず、ぐずる
いつも一緒だったお母さんのもとを離れ、知らない人ばかりのところに通うわけですから、子供が寂しがったり不安になるのは当たり前です。そんな時に、お母さんの方が、あせってしまったりイライラしてしまうと、子供が余計に心配になってしまいます。子供の気持ちを理解しつつ、「先生、優しそうだね」とか「滑り台楽しそうだな」とか、お母さんも楽しい園で一緒に遊びたいとか、大好きだとう気持ちを伝えるといいでしょう。お母さんが園を大好きになることで、子供も園は楽しい場所なんだと思ってくれるでしょう。
園に行くのにオムツがとれない
入園までにオムツが取れなかったということであれば、まず先生に伝えておきましょう。園に通うようになると、周りの子に影響されたりもして、早めにとれる子が多いようです。まだ全然教えられない場合は、パンツでなくオムツで通う子もいるでしょう。替えのオムツを何枚か持たせたりする必要があります。寂しさや、愛情不足を感じていることが、なかなかオムツがとれない原因になっていることもあります。オムツは、必ずはずれるときがくるので、園の先生と相談しながら、イライラせずにはずれるときを待ちましょう。
園から帰ってくるとわがままを言う
初めて園に通うようになり、不安や緊張、ストレスなどを子供も感じます。思うようにならないことも多いでしょう。まだ園という新しい環境に慣れず、我慢している状態のこどもにとっては、お母さんの顔を見て、ほっとして溜まっていたものが爆発するということもわかってあげましょう。お母さんは、叱ったりイライラしたりせず、「がんばったね」とか「えらかったね」と言って、抱きしめてあげましょう。お母さんに甘えて、気持ちが安定すれば、また元気に登園できますよ。
園での様子を話してくれない
大人であっても、帰ってきてすぐに「今日はどうだった?」とか「何をして過ごしたの?」などと立て続けに聞かれたら、うんざりしてしまうこともありますよね。幼児には、まだ考えたり表現したりする力がまだ備わっていません。園での様子は気になるところですが、無理に聞き出そうとしない方がいいでしょう。お風呂に入っているときや、就寝前など、リラックスをしているひとときに少し聞いてみると、子供も話しやすいですよ。特に男の子の場合は、女の子に比べて、園での様子を思い出して話すということをあまりしない子も多いです。日々楽しく過ごしているようであれば気にすることはありません。
朝、なかなか起きられない
最近は、夜遅くまで起きている子供も増えているようです。入園前には、朝方の生活リズムにしましょう。お父さんやお母さんも仕事をしている家庭が多く、夕飯も遅くなったりしがちですが、是非早寝を心がけて、しっかり睡眠時間も確保するようにしましょう。睡眠時間が足りないと、疲れやすく、集中力、成長にも影響します。朝早く起きて、太陽の光を浴び、昼間は思いっきり遊んで、夜は早めにぐっすり寝るという習慣をつけさせることが大事です。