最近はアレルギーのある子が多くなりました。
アレルギーの種類や原因も様々です。
乳幼児期によく口にする、アレルギーが出やすいとされる3種類の食材について調べてみました。
楽しい食生活を送るために、食物アレルギーについて理解していきましょう。
アレルギーをおこす原因
私たちの体には外から入ってき異物に対し、排除しようと体を守る仕組みが備わっています。しかし、それが食品や花粉など、身の回りのものに強く反応を示すことがあります。
本来ならば体に害を及ぼすことがないものに反応してしまい、その反応が逆に体に悪影響を及ぼしてしまうことをアレルギーと言います。
アレルギーの症状としては、皮膚の痒み・腫れ・赤み・鼻水・くしゃみなどがあります。またひどい症状になると、呼吸器官が腫れあがり、呼吸ができない状態に陥ってしまうこともあります。
アレルギーの種類~小麦粉
赤ちゃんの離乳食のパン粥でアレルギー症状が初めて出たという子も少なくありません。
そのほかにもうどん・ケーキ・クッキーなど、子供も好きなものに小麦粉は多く含まれています。
乳幼児の不調が、朝のパン食だったと言うこともあります。
思い当たるのであればパンよりお米をメインに食べるように心がけましょう。
最近は米粉を使った、小麦粉不使用のパンやケーキなども販売されているので、上手に利用しましょう。
また小麦は口から摂取するだけでなく、肌に触れることでアレルギー反応が出ることがあります。
小麦由来の石鹸なども気をつけるようにしましょう。
アレルギーの種類~たまご
たまごアレルギーの症状が出やすいのは黄身ではなく卵白の方です。
卵アレルギーがある方は新生児から幼児期に多く見られるアレルギーです。
アレルギー症状が出る乳幼児の約40%が、このたまごアレルギーだとも言われています。
たまごも様々な食品に入っている食材のひとつなので、除去をするのであれば、大変細やかなケアが必要になります。
しかし、たまごアレルギーも体が成長し、機関が発達することで消滅するかの生が高く、少しずつ様子を見ながら食べさせて免疫を高めていく方法が一般的な克服になっています。
アレルギーの種類~乳製品
乳幼児の乳製品アレルギーの発症は、母乳や粉ミルクと言うことも。
粉ミルクも牛乳由来のものがほとんどですので、新生児の体調には十分注意しましょう。
その場合は、牛乳アレルギー用の粉ミルクを利用するようにしましょう。
また乳製品は、加熱して加工をしてもアレルギーの軽減にはなりません。
乳幼児の成長で、乳製品を摂取できないとカルシウム不足になってしまう可能性があるので、魚や海藻など乳製品以外でカルシウムが多く含まれる食材を意識してとるように心がけましょう。
気をつけること
食物アレルギーは、体が成長し、消化器官が発達する年齢になれば、アレルギー症状が軽減・消失することが期待できます。
あまり早くから、アレルギー症状出やすいものを食べさせるのはやめましょう。
また食物アレルギーが気になるようであれば、離乳食を始める前に小児科でアレルギー検査を行い、アレルギーの有無を把握するようにしましょう。