幼児期に気になる食事の悩み5選

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幼児期はまだ自分で上手に食べることができなかったり、好きなものだけを食べたりと、パパやママもなんでも食べてもらうには、いろいろと工夫が必要ですよね。パパやママが悩む、幼児期の食事の悩みについて5つ紹介します。

好き嫌いが多い

好き嫌いというのは、叱っても、おだてても、なかなか直るものではありません。気にしすぎて食べることがイヤになったり、食事が苦痛になってしまうほうが心配です。まずは食事を楽しい雰囲気の中でとるようにしましょう。その中で、調理を工夫したり、ママも小さいときは食べられないものがあったお話などをしてあげるのもいいでしょう。食べ物の好みは、人それぞれで、年齢とともに、好きなものも変化していったりします。バランスよく食べることの大切さを伝えながら、少しずつ、好き嫌いがなくなっていくといいですね。

食べるのが遅い

食べるのが遅い場合、状況を確認してみましょう。食事のとき、おもちゃが近くにあって、遊んでしまう場合は片づける、テレビを見ながらの場合は、テレビを消しましょう。また、食べる意欲がない子の場合は、バイキングのように大皿にもって、好きなものをとらせて、たくさん食べられたらほめてあげたりするなどすると、達成感もあるかもしれません。おやつについても見直してみましょう。おなかがすいていなければ、食事もあまり食べられないので、おやつの時間と量を工夫しましょう。

食べたり食べなかったりする

大切なのは規則正しい生活ですよね。朝食をきちんと食べてもらうには、早寝早起きが大事です。大人の都合で寝る時間や起きる時間がバラバラにならないように気を付けましょう。朝起きたら朝の空気を吸って、少し体を動かすなどすると、自然とおなかもすくでしょう。また、おやつを食べすぎたりしていませんか?間食が多いと、当然ごはんが食べられなくなってしまうので、間食は、時間と量を決めましょう。「おなかがすいた」という感覚を、しっかり感じさせる環境づくりは大切です。

テレビを見ながら食べる

パパやママも仕事で忙しい現代は、家族みんながそろって食事をするというのが、難しいときもあるかもしれません。たとえ、ママと二人きりの食事だったとしても、食事は楽しく食べることが一番です。テレビをつけていると、どうしても会話がなくなりがちです。思い切って、テレビを消して、会話をしながら食事をすることの楽しさを味わってほしいものです。

食べ過ぎが心配

幼児期の肥満は、学童期の肥満につながっていく可能性があります。将来、生活習慣病にならないためにも注意しましょう。朝食を抜いたり、スナック菓子やジュースを飲みすぎたりしていないか、そして、食事はゆっくりと楽しく食べているか、よく噛んでいるかど、見直してみましょう。適度な運動も必要です。家の中でばかり遊んでいると、運動不足になりがちです。お天気のいい日はできるだけ外で体を動かしましょう。

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