サイレントベビーにならないようコミュニケーション不足に注意!

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抱き癖がつくから泣いても放っておく。

どうやらこれは大人側の都合が関係していた慰めのようなもの。

私が出産をした20年ほど前ですらもう「たくさん抱っこしてあげてくださいね。」と助産師さんや保健師さんに指導されたくらい、今は薦められていない昔の育児法です。

そうは言っても、お腹が空いた時以外泣かない赤ちゃんがいれば、うちの子のように抱っこしていなければ泣きっぱなしのママ泣かせな赤ちゃんもいます。

泣くたびに抱っこなんてしていられない現状もありますが、意図的に放置しているとサイレントベビーにさせてしまう心配があるんです!



●サイレントベビーとは?

生後2~3か月くらいになると、赤ちゃんの表情も少しずつ豊かになってきます。
リラックスしていたり、嬉しそうだったり、不思議そうだったり。

オムツが汚れて不快だったりお腹が空くと泣いて教えてくれます。

もともと大人しい赤ちゃんもいるのですが、あまりに笑わなかったり視線を合わせてくれないなどの様子が見られたらそれは“行儀のいい子”ではなく“サイレントベビー”なのかもしれません。

●サイレントベビーになってしまう原因は?

自分の子供があまりによく泣くので育児に悩んでいた時、読んでいた育児雑誌にも同じような悩みを持つママたちの投稿がありましたが、あるママさんは「数時間泣きっぱなしでも放置していたら泣かなくなった。泣いても無駄だとわかったみたい。」と。

実はこれがサイレントベビーにさせてしまう行動だったとはその時はつゆ知らず・・・。

確かに赤ちゃんは泣くことを諦めます。と同時に、親子の信頼関係を築く扉も閉じられてしまいます。
体は発育していっても、情緒の発育は妨げられてしまうのです。悲しいことですね。
私はその後、ある言葉に励まされました。
その言葉を紹介する前に、サイレントベビーになってしまうとその後どう成長していくのかをご覧ください。

●サイレントベビー将来

サイレントベビーは言葉が遅れることもあるようです。

また、親は「手のかからないいい子。」と思って育てているので、いい子でいれば親の関心を得られるという健気な思いから一生懸命勉強をする子もいるようですが、やはり大切なのは親からの無償の愛も経験しているという心のバランスなのでしょう、
人とのコミュニケーションが苦手だったり、引きこもりや不登校になるケースもあるようです。

また、本来親からの愛情で埋められているはずの心のスペースを埋めるためか、何かに強く依存する、しかもその対象がアルコールや薬物であったり暴力的になったりするそうです。

●スキンシップはたっぷりと!

悩んでいた私を救ったのは、「いっぱい抱っこされた子供はいい子になりますよ。」
「泣き虫でいつも抱っこされてた子は、大人を信頼し大人を好きになります。」
というアドバイスでした。

それで私もギャン泣きばかりのわが子に「そんなに私のことが好きなのね。幸せだわ~。」と思えるようになりました。たまには一緒になって私も泣いていましたが(笑)

何年も続くものではないので、出来るだけ赤ちゃんの要求にこたえてスキンシップしてあげて下さいね。

●声かけだけでも

あまりにも頻繁に泣いてママを呼ぶ赤ちゃんに、毎回すぐ応えてあげることは難しいです。
家事を済ませてしまいたい時などは「は~いちょっとまっててね~。」と言葉をかけてあげましょう。泣かせ続ける状況はこちらも辛いんですよね^^

声掛けは赤ちゃんが泣いた時に限らず、オムツ替えや授乳、入浴時などでもたくさんしてあげましょう。

ママに余裕がないとママもサイレントになってしまいますよね。
パパが頼りないなら、この大変な時期に出来るだけ赤ちゃんとの絆を強め、可愛いわが子をサイレントベビーから守り、将来はしっかりママの味方をしてくれる子供に今から仕込んでおきましょう^^

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