母乳に良い食べ物4選。授乳中の食事はどうする?

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赤ちゃんの元気を支える栄養のもとは、ママの母乳です。

授乳中はママの食生活が、母乳の質に影響を与えてしまいます。

赤ちゃんの栄養もママ次第・・・

質のいい栄養たっぷりの母乳を作るための、体にいい食事や食べ物をまとめてみました。



心がけたい食事

授乳中の食事は基本的に和食を心がけましょう。
和食は野菜・魚・肉がバランスよく食べることができます。
授乳中に脂っこいものや味の濃いものを食べてしまうと、乳腺が詰まりやすくなり、乳腺炎になることもあります。
そういった面からも和食は、日本人の体にあった理想的な食事ともいえます。
朝もパン食よりはごはん食を意識しましょう。お米はエネルギーの源になり体力維持にも役立ちます。
そしてなるべく水分をたくさん摂る様にしましょう。
母乳の8割は水分です。血流をよくして母乳の出もよくなります。

海藻

わかめ・ひじき・モズク・昆布などは母乳の質の向上につながります。
海藻類は、お味噌汁に入れたり、煮物にしたりと和食に取り入れやすい具材です。
海藻類はミネラルを多く含んでおり、血液を浄化してくれる作用があります。
母乳は血液からできているので、そのことからも母乳の質を向上してくれるのです。乳腺の機能も正常に整えてくれるので、授乳中にはぜひとも摂取したい食材です。
そして、授乳中のママは髪の毛の痛みや抜け毛も気になるところ。
海藻類には髪の毛を太くし健康に導いてくれる効果も期待できます。

豆腐

豆腐はカロリーが低い上に、栄養価が高い食材です。
その他にも代謝を促進する効果や、血流を促す効果も期待できるので、授乳中にはおすすめです。
また産後の体重管理の面でも、低カロリーなので気にせずに食べれるところも魅力です。
その他の味噌や納豆などの豆類の食材も同様に摂取することをおススメします。

根菜類

ニンジン・ごぼう・大根などの根菜類は食物繊維が豊富に含まれており、母乳の出をよくするといわれています。
腸内環境も改善してくれる働きもあるので、産後の便秘にも効果的です。
煮たり、焼いたりと和食にも取り入れやすい食材です。
体を中から温める作用もあり、体の冷えは母乳の出にも影響を与えるので、しっかり摂取していきたいものです。

魚には良質なたんぱく質やカルシウムが豊富に含まれており、赤ちゃんの発育に大変重要なDHAも摂取することができます。
魚を食べることにより、母乳内に含まれるDHAの量は変わってくるようです。
その他にも魚はオメガ3脂肪酸という良質な脂をとることができます。
これは女性の健康や、美肌・ダイエット効果にも期待ができるのでぜひ摂取したいものです。
脂身の多い魚や赤みの魚よりは、白身のお魚を食べることをおススメします。

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