男性の不妊症の症状と治療法まとめ

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不妊といえば、女性だけのもの・・・そんな考えはもう古い!

不妊の原因は男女共に半々ということがわかってきました。

子供が欲しい夫婦にとって決して他人事ではありません。

あなたの夫は大丈夫?



男性不妊とは?

「不妊の原因は女性にある」昔から日本ではそう考えられてきました。
その考えは今でも根強く残っているようです。
そして子供が出来ないことによって女性が苦境に立たされ、夫婦間だけでなく親族の関係にも歪みを生じさせることもあります。
しかし実際のところは、不妊の原因は男女共に半々で、まったく同じ程度の比率なんです。

男性不妊の検査

女性の検査に比べて、男性の精液検査はとても簡単で手軽なのに「そんな検査受けたくない」「自分は大丈夫」などと言って、受診に消極的な人が多いようですね。
検査は主に問診と精液検査、血液検査などになります。
精液の採取方法はマスターベーションで専用の容器に採ります。
自宅で採る場合、人肌程度に温めながら2~3時間程度内にクリニックへ持ち込みます。
また、クリニックのメンズルームで採取することとも可能です。
一般的にはクリニックで採取する方を推奨されているようです。

男性不妊の原因

男性不妊の原因は、精子の問題(無精子症・乏精子症)、精巣の問題(精索静脈瘤)、セックスレスの問題(EDや射精障害)などが挙げられます。
もし男性の精子に問題があった場合、女性側に問題がなくとも人工授精や体外受精適応になります。
これらは日常生活のストレス、生活習慣の乱れが大きく関係していると言われています。
しかし何がストレスの根本原因なのか、多少特定できたところで取り除くのは難しかったりと対応は困難かもしれません。
過度の飲酒や禁煙を控え、まず改善できるところは改善を目指し、夫婦ふたりで穏やかに楽しく過ごすのがいいでしょう。

じゃあどこにいけばいいの?

男性不妊外来を専門とするクリニックは日本にほとんどありません。
まずは泌尿器科か、妻と一緒に高度生殖医療のできる施設で受診するのがよいでしょう。

夫婦二人で不妊治療を!

男性からすると検査をするのが恥ずかしいという気持ちがとても強いようですが
女性の検査は血液検査はもちろん、内診、卵管の通りを見る卵管造影検査など、大変な苦痛を伴うものです。
体外受精に至れば、卵巣刺激のためにたくさんの薬を飲んだり毎日の注射に加え、卵巣に針を刺して
卵子を採りだす採卵などは身体的・精神的な負担がとても大きいのです。
それに比べて男性の精液検査は手軽で身体的負担も少なくて済むのでぜひ積極的に受診してみては。
不妊治療は夫婦で足並みを揃えて取り組まないとつらいものです。
夫婦二人ともが健康でないと、なかなか妊娠に至らない可能性があります。
まずは健康チェックだと考えて、子供を望む夫婦はぜひ二人で検査を受け、お互いの体のことを気を遣わず話し合ってみてはいかがでしょうか。

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