赤ちゃんの寝言泣きに要注意!夜泣き専門保育士に聞いた安眠のための改善方法

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赤ちゃん特有の「寝言泣き」という現象があることをご存知ですか?夜泣きとは違う赤ちゃんの「寝言泣き」。夜泣きだと思って対処していると、ママはさらに寝不足に陥り赤ちゃんの睡眠サイクルも乱れてしまうかもしれません。

そこで今回は、赤ちゃんの「寝言泣き」とその対処法についてご紹介したいと思います。



1. 寝言泣きとは?

寝言泣きというのは、大人の寝言と同じ現象なんだそうです。大人は言葉が話せるので“寝言”という形で出るのですが、赤ちゃんはまだ言葉が喋れません。だから寝言の代わりに泣くのです。
そして赤ちゃんはまだ大人のように睡眠のリズムができていません。新生児で40~50分周期、3ヵ月で50~60分周期、2歳で75分周期です。(もちろん個人差はあります。)大人も睡眠周期の浅い眠りの時に寝言を言いますが、赤ちゃんも同じこの周期の浅い眠りの時に「寝言泣き」をします。

2. 寝言泣きに過敏に反応しないこと

1番大切なポイントは『寝言泣きの時はしばらく何もせずに見守ってあげること』です。
寝言泣きの浅い眠りの時に声をかけたり、おむつをチェックしたりすると逆に目が覚めてしまう可能性が高いわけです。赤ちゃんにしてみたら、起こされてしまって上に、また眠りにくくなってしまいさらに泣く!という悪循環になってしまうことも少なくありません。
泣いているから、原因を探そうとしてしまうママ心が再度の寝かしつけという結果を生んでしまっているのです。

3. 寝言泣きのときの対処の仕方

大人だって、寝言のたびに起こされたら堪ったもんじゃないですよね。赤ちゃんの寝言泣きも2~3分くらいでおさまるので、ぐっと我慢してみることが大切です。ママが過剰に反応して、オムツチェックをしたり、授乳をしたり、トントンしたりという刺激を与えると赤ちゃんの目が覚めてしまいます。
大切なのは“寝言泣きのときはしばらく何もせずに見守ってあげること!”

4. 寝言泣きと夜泣きの見極め方

まずは先ほどの月齢別の睡眠サイクルを確認してみて下さい。この睡眠周期の感覚で寝言泣きは起こります。そして泣いても2~3分は何もせず様子を見て下さい。自然にまた眠りに戻るようなら寝言泣きです。それ以上泣く場合は寝言泣きではなく、オムツやお腹が空いたなどの要求があるのかもしれませんので、オムツチェックや授乳、抱っこなどをしてあげましょう。

5. ママ任せではなく家族で取り組みましょう

本来赤ちゃんの躾のためには、寝言泣きは多少うるさくても我慢するのが1番です。そして、ママが寝不足になったときは、パパが育児を代わってもらえるような環境を家族みんなで作ることが大切です。家族を気遣い、頑張っている新米ママほど、赤ちゃんに夜泣きをさせてしまう傾向が高いのです。
「赤ちゃんの夜泣きは元気な証拠!」くらいに考えて、出来ないことを恥じるのではなく、出来たことを喜びましょう!
そう考えると、子育てが少しでも楽になるかもしれませんね。

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