旦那さん必見。あなたの奥さんがイライラしている本当の理由

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あなたの奥様は何かにイライラしていませんか?聞くと些細な理由で余計に理解できない、なんてことはありませんか?なぜならその理由は本当の理由ではないからなのです。

なんでそんなにイライラしているの?

「どうせホルモンの関係なんでしょ?」って、そこのあなた、ちょっとお待ちを。
確かに女性はホルモンの影響をうけて情緒不安定になることもあります。けれど、全てがそういうケースではないのです。
奥さんが何かにイライラしている時に「はぁーまた始まった。さわらぬ神に何とやら」と放置しておくと逆効果なことも多く、最悪のケース「熟年離婚」なんてことにもなりかねないのです。
イライラするということは「何かが奥様が思っている状態ではないストレス状態」であるということです。
その「何か」がいったいなんであるか、についてお話したいと思います。

そもそもなんで「主婦業をお金に換算すると」と言い出したのか。

この「主婦業をお金に換算すると」の話を聞いたとき、筆者(女性、主婦)は思いました。「あーあ、これは誤解される切り口だ」と。
男性のみなさんがどう思われたか聞いて回ったわけではないので正直なところは分かりませんが、印象として真意が伝わっていないだろうと思いました。
この手の話で女性が訴えたいことは「お金に換算するとこんなにもらえるような事をしているのよ!あなたの年収より多いのよ!!」という「どう?私って大変でしょう?」というドヤ顔の主張ではありません。

では、彼女たちはいったい何を伝えたいのか。

男性の仕事と家事は別ジャンルであると理解してください。

男性が外で仕事をするのは大変な事です。
それを一生、続けていくのは並大抵の事ではありません。「ずっと続ける」ということは大変なことだと筆者は思っています。
それはきっと外で働いていたことのある奥様であれば重々承知されていることだとも思います。

それなのになんでイライラした態度をとるんだろうか。理解できないですね。

男性は自分の仕事と同じような感覚で奥様の家事を見ていないでしょうか。
「役割分担。それが彼女のやるべき仕事。」つまり「やって当たり前」である。この「当たり前」という感覚に反発しているのが「主婦業金額換算」です。
あなたの仕事はお給料という「カタチ」で対価が支払われているのに、主婦業に目に見える対価はありません。
これはかなり大きな違いです。奉仕との境界線がぼやけてくるからです。
たとえば今までボランティアでしていたゴミ拾いが、ある日から無償の義務に変わり「義務だからやって当然でしょ」と言われたら、どんな気持ちになるでしょうか。
共働きだったらなおのこと。男性と同じように社会に出て仕事もして家事をする。お子さんがいれば子供の面倒もみる。
家事や育児を「手伝う」ではなく、自分も担うべき役割であると意識している男性は少ないように感じます。

奥様の料理はいつから当たり前になったのか。

恋人が作ってくれたご飯は「手作り料理」などと言われとっても感謝されるのに、奥様が作った料理は「当たり前」。
昔は「ありがとう」って喜んでくれたのに、今は「おかずこれだけ?」とかTVを見ながら無言でただ食べるだけ。
恋人だったころは「特別」だったことも、生活のなかで毎度提供されるものになれば「普通」になる。
それは夫婦ともに言えることで当然の流れでもあるのですが、なぜ男性より女性のほうが騒ぎ立てているのかというと
女性のほうがより「家事」という形で家族のためにしている事が多いため「不平等感」を感じてしまいがちなんですね。

嘘でも良い!嘘でも良いから優しい言葉を。

女性のなかでも「女性なのだから家事をやるべきだ」という気持ちがある人も多いのです。
だからやるんだけれども、「なんだか不平等だわ」という気持ちがある。それがイライラや不満につながる。
一番良いのは、男性が家事や育児に「当事者意識を持って関わってくれること」なのですが、実際そうもいかないことも多いですね。
根本にある意識を変えるのは大抵の事ではありません。
では、どうすれば良いのか。
簡単です。嘘でも良いので、感謝の気持ちや思いやりを伝えることです。
何かのタイミングで「ありがとう」と言ってください。
お茶碗を受け取る時に今まで無言でいたところを一言「ありがとう」。これだけで良いのです。
言葉でいうのが恥ずかしいなら、たまに奥様に何か買って帰ってみるだけでも良いです。奥様の好きな何か。コンビニスイーツでも良いです。アイス一本でも良い。

女性は複雑なようで単純です。
「思いやってくれている」という実感がほしいだけです。

ちょっと想像してみてください。
やって当然で褒められることもなく、たまにあるコメントがマイナスな言葉だとなんだか自分に価値がないような気分になってきませんか?
会社でも良い上司は褒め上手ではないでしょうか?

たとえ本心からでなくても構いません。
奥様にちょっとだけ優しい言葉や感謝の言葉をかけてみるだけで家庭内の空気が一変するかもしれませんよ。

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