赤ちゃんの便秘 薬を飲ませる前にやっておきたい対処法!

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赤ちゃんの便秘に悩んでいるママ、たくさんいらっしゃると思います。
実は、赤ちゃんって便秘になりやすいんです。
でも、まだ体も小さいし、これからのことも考えて、すぐに薬や浣腸に頼りたくはないですよね。
ここでは、赤ちゃんの便秘を解消できるちょっとした工夫や対策を紹介しますね。
ぜひ参考にしてみてください。


優しくお腹をマッサージ

赤ちゃんを仰向けに寝かせて、おへそのあたりを中心に時計回りで手の平で優しくさすります。
『の』の字を書くようなイメージで優しくなでるようにしてください。
これはお風呂で体を洗うときにもできます。
手に石鹸を付けてお腹をマッサージしてあげてください。

これは、うんちの出る方向に腸を刺激することができ、排便を促して便秘を解消します。
注意点としては、強く抑えたりさすったりはしないでください。

白湯で水分補給をしよう

便秘の原因として一番大きいのが水分不足です。
水分不足を解消するために、風呂上りや授乳のない時間に、白湯を1日100~150mlぐらいを赤ちゃんに飲ませましょう。
ベビー用の麦茶や番茶でもよいでしょう。

もし、白湯を飲まないようなら5%の砂糖湯を飲ませます。
(50ccのお湯に砂糖を2.5g溶かす)
6か月以降であれば、果汁を白湯で薄めてあげてもいいでしょう。

綿棒浣腸をしてみる

マッサージでも水分補給でもなかなか便秘が改善されない場合は、綿棒浣腸をしてみるといいでしょう。

大人用の綿棒に(子供用の綿棒だと細すぎるので不向きです)ベビーオイルかオリーブオイルをつけて、赤ちゃんの肛門に1~2㎝押し入れ、前後に動かして刺激をしてみてください。
この時、綿棒を思い切って深めに入れて刺激することがポイントです。ただし、深く入れすぎは禁物です。

途端に便が出ることがありますから、おむつやタオルを用意して綿棒浣腸をしてあげてください。

食べ物を工夫してみよう

離乳食が始まっている赤ちゃんなら、食べ物を工夫することが便秘解消の近道です。

離乳食にバナナやさつまいも、青菜など、食物繊維を多く含んでいる野菜や果物を積極的に取り入れましょう。
ヨーグルトなどの乳酸菌をとるのもいいですね。

はいはいや伝い歩きがきるようになってきたら、積極的に体を動かせるような環境を作ってあげることも大切です。
たくさん体を動かせば、お腹も空いて、自然と食事の量もうんちの量も増えて便秘解消につながるでしょう。

オリゴ糖やマルツエキスを試してみる

マッサージや水分補給、食事でも無理なら、オリゴ糖やマルツエキスを使ってみるとよいでしょう。

オリゴ糖に白湯を加え、10%くらいの濃度にして、少しずつ赤ちゃんに与えてみてください。
オリゴ糖の糖分により、うんちが柔らかくなり、便が出やすくなります。

マルツエキスは薬局で売られている麦芽糖です。
麦芽糖の発酵作用で腸の動きをよくします。これも白湯で薄めて与えてください。

ただ、これらの方法を試しても、なかなか便秘が解消されなかった場合、もしかしたら何か他の原因があるかもしれません。
小児科へ行って相談してみてくださいね。

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