にっこり笑った時にきれいに並んだ歯は素敵です。
歯並びを気にしている人も多いのではないでしょうか?
もしこれから歯の生えてくる赤ちゃんの歯並びを心配しているママならぜひ試してみてください。
大人も子供も噛むことがとても大事だったんです!
あごの発達
歯並びが悪くなる大きな原因はあごの発達不足です。
あごの発達は幼少期にどれだけ咀嚼をしたかにかかっていると言っても過言ではありません。
現代人が1食に咀嚼する回数は620回に比べ、戦前は1420回と2.3倍ほども違うというデータもあります。
現代人は噛むことが少ないため、あごが退化してしまっているのです。
なのであごに合わないサイズの歯が生えてくれば、ガタガタになるのもわかりますよね。
食生活
噛まなくなった原因は食事の欧米化や、あごを使わなくても飲み込みやすい柔らかい食事にあります。
柔らかいものが美味しく感じるのはもちろん、外食文化などでいい意味でも悪い意味でもどんどんと食事の質が変わってきていますよね。
また核家族化で1人で食べる機会も増え、早食いになってしまっていませんか?
噛むことであごを鍛えるのはもちろん、唾液を多く分泌させることで虫歯予防にもなるのです。
姿勢
イスに座って食事をする家庭のほうが多いかもしれませんが、子どもの食事の姿勢を気にしてみたことはあるでしょうか?
子どもは身長が低いので足をぶらぶらさせて座っていませんか?
それではいい姿勢とは言えません。
しっかりと地に足をつけることで、噛む力が強まるのだそうです。
イスの場合は足のところに踏み台などを置くなどして足がしっかりとつくようにしてあげましょう。
また下に座るときも足を斜めに倒したりせず、食事の間だけでも正座をさせるほうがいいようです。
脳の活性化
よく噛むことで脳が活性化したり、精神が安定するのだそうです。
噛むことで集中力や記憶力、反射神経なども高まるそうなので子どもがこういった事が苦手であれば食事を気をつけてあげれば改善されたりするかもしれません。
また子どもだけでなく、大人でも咀嚼することで効果はあります。
なんとアルツハイマー病を引き起こすとされるベータアミドロイドというタンパク質は咀嚼の回数が少ない人ほど多くなるそうです。
なので噛めば噛むほどボケ防止になるということではないでしょうか?
それに噛めば噛むほど満腹中枢が刺激され、少量でもおなかいっぱいになりダイエットにも効果的です。
噛むおやつ
食事だけではなかなか咀嚼回数を増やせないときは、おやつに硬いものを食べるといいでしょう。
代表的なものとしてはスルメです。
塩分の少ないものを選べばなおいいでしょう。
果物ではりんごや梨、野菜では芋やトウモロコシなど季節のおやつも取り入れれば健康的です。
煮干しを炒ってあげれば、カルシウムもとれて一石二鳥。
たまには甘いものばかりでなく、おせんべいやいりこなどの懐かしいおやつもいいですね。