なかなか寝てくれない赤ちゃんの寝かしつけ、辛いですよね。
抱っこしてもおんぶしてもダメ…もうどうしたらいいの!?という時は、音楽の力を借りてみませんか?
ママもリラックスできる、寝かしつけにオススメのクラシック曲をご紹介します。
モーツァルト/フルート四重奏曲
モーツァルトの曲は、胎教にいいと有名ですね。
赤ちゃんがお腹の中にいるうちから、聴いていた方も多いのではないでしょうか。
フルート四重奏曲はフルートの柔らかくのびのびした音色が非常に心地よい曲です。
第1番から第4番まであり、どれも穏やかなメロディーです。
もっとも有名なのは第1番なので、聴き覚えのある方も多いはず。
まずは第1番から聴いてみてください。
ショパン/子守歌 変ニ長調,Op.57
タイトルのとおり、ショパンの『子守歌』です。
まさに赤ちゃんが寝てくれそうなタイトルですね。
装飾音やトリルで美しい旋律が奏でられていく名曲です。
ショパンは多くの楽曲を残していますが、子守歌はこの1曲だけ。
繊細なメロディーに聴き入っているうちに、赤ちゃんもママもすやすや眠れそうです。
シューマン/子供の情景
シューマンの作曲したピアノ曲の代表曲のひとつです。
全13曲から構成されており、それぞれ表題がつけられています。
第1曲 見知らぬ国と人々について
第2曲 不思議なお話
第3曲 鬼ごっこ
第4曲 おねだりする子ども
第5曲 大満足
第6曲 重大事件
第7曲 トロイメライ
第8曲 ろばたにて
第9曲 木馬の騎士
第10曲 むきになって
第11曲 びっくり
第12曲 子どもは眠る
第13曲 詩人のお話
第7曲のトロイメライが特に有名ですね。
第1曲から順番に赤ちゃんに聴かせて、
『今日は第何曲まで起きていられるかな?』なんてのんびり構えながら寝かしつけるのもいいかもしれませんね。
バッハ/G線上のアリア
バッハの有名な『G線上のアリア』です。
ゆったりとした曲調で、バイオリンの音色が心地いい名曲です。
眠る前に一日を振り返りながら聴くのにふさわしい曲ですよ。
目を閉じて聴いていると、非常に癒されてリラックスできます。
ちなみに、筆者の娘にもっとも効果的なのがこの曲。
6分弱の短い曲ですが、聴き終わる頃にはぐっすりです。
シューベルト/エレンの歌第3番
シューベルトの歌曲の中でも有名な一曲です。
タイトルではぴんとこない方も、通称『アヴェ・マリア』と聞けばおわかりになるのでは?
スコットランドの詩人ウォルター・スコットによる叙事詩『湖上の美人』から歌詞が採られています。
伸びやかなメロディーがリラックスさせてくれる名曲です。
赤ちゃんが歌声に反応してしまって寝てくれない…という場合は、歌のないバージョンを聴かせてみましょう。
ピアノやバイオリンのみのアレンジ曲もありますよ。