図書館司書がおすすめする0歳児向け読み聞かせ絵本4選!

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ブックスタートでいただいた本、どうしていますか?

0歳児でも本に興味があります。本の好みもあります。

図書館司書がすすめる、0歳児に人気の絵本4冊をご紹介します。

もし赤ちゃんが興味を持つようなら、家の本棚に常備してはいかが?



だるまさんが シリーズ

赤ちゃんから幼児まで、みんな大好き「だるまさんが」シリーズです。
「だるまさんが」「だるまさんの」「だるまさんと」の3部作で、ギフト用に3冊セットになったものもあります。
「だ~るまさんが」の言葉が繰り返され、子供たちは次の展開を食い入るように見守ります。
一文字一文字がはっきりしていて、話も短いので、初めての一人読みにもお勧めの本です。
保育園・幼稚園にも一冊はある本です。この本の人気度が分かりますね。

くっついた

三浦太郎さん作・絵の絵本です。
ゾウさん、アヒルさん、おさるさんなどいろんな動物が「くっつき」ます。
カラフルで単純な絵本なので、まだ視力の弱い0歳児さんでもしっかり見えて面白いんですね。
最後は「わたしとママとパパ」がくっつきます。ここをお子さんの名前で読んだり、実際の家族の写真を貼ってオリジナルの絵本にしても良いですね。

いないいないばあ

松谷みよこさんの大ベストセラー作品です。1967年発行ですので、お子さんをお持ちの方で、自分も小さい頃読んだという方もいるのではないでしょうか?
「いないいないばぁ」という行為自体が、赤ちゃんのワーキングメモリーを鍛えるのに効果的だと言われています。

さらに、この本は歌の歌詞にもなっているので、読み聞かせがニガテ・・・という場合はまず歌から入ってみてはいかがでしょう?お子さんがもう少し大きくなって、一緒に「ナイナイバァ」なんて言ってくれたらしめたもの。歌も本も好きな子になりますよ♪

はらぺこあおむし

エリック・カールが1969年に出版した絵本です。日本語訳は1997年に出版されています。
とてもカラフルなあおむしや果物が登場するので、赤ちゃんだけではなく幼児にも人気の絵本です。
英語と日本語の対訳付の本,布製絵本、小さいお出かけ用絵本等、さまざまな絵本の種類があります。
また、ぬいぐるみ、Tシャツ、水筒、リュックなど様々なグッズもでています。
この絵本も歌になっています。YouTubeなどで見られますので、お子さんと一緒に見てみてはいかがでしょうか?

読み聞かせのメリット

読み聞かせの効果は、さまざまなところで紹介されていますが、主なものだけでも「語彙が増える」「表現力、想像力が高まる」「言葉に対する興味、理解力が高まる」「コミュニケーション能力があがる」といいことづくめ。
しかも、親子のスキンシップ時間にも効果的。
無理強いはせず、お子さんの読みたい本を選ばせてあげてくださいね!
ページをめくるのもお子さんの役目。ページを飛ばしても戻しても気にしないでどんどん進んでください。
ぜひ寝る前の5分間が習慣化すると良いですね。

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