織子どもは、よく不安な時や甘えたい時
癖やしぐさなどでSOSサインを出している事があります。
子どもの心のサインを、どれだけ早く読み取ってあげるかが大事になってきます。
普段から、よくコミュニケーションをとって、次の行動がないか注意深く見てあげてください。
指しゃぶり、爪噛み
気持ちに、不安や寂しさがあると、口元に出ることが多いです。
もう指しゃぶりを卒場したはずの子どもが、再びしゃぶっていたり爪を噛んでいたら
要注意です。
また、服の袖を噛んでいたり、何かをしゃぶったり噛んだりするのは
不安な気持ちを紛らわすためだと言われています。
このような事をしていても、無理にやめさせるのではなく
子どもの不安な部分を取り除くことです。
人のものを取ったり隠す
気持ちや感情を伝えるなが、まだ上手ではないので
つい、物を取ったり隠すという行為で自分を表現する場合があります。
これは、愛情不足が原因のことが多く
自分をちゃんと見つめて欲しいというサインです。
目を見て話さない
今まで、ちゃんと目を見て話してくれてたりしていたのに、急に親の目をあまり見てくれなくなったりする。
これは、親に自分の抱えている問題を隠そうとしているのかもしれません。
このような行動が見られたときは、優しく悟ってあげるように語りかけてみてください。
その時は話してくれなくても、この人は話を真剣に聞いてくれるかも?と安心するはずです。
反抗的な態度が目立つようになる
ちょっとしたことで腹を立てたり、物に当たったり、やたらと親に突っかかってくる。
このような行動には、自分では消化しきれない問題を抱えていたり自分に注目を向けたい時などに多い行動です。
一時的な「反抗期」と、心の問題からくる反抗は、見極めるのが難しいかもしれません。
ですので、日頃から気にかけてあげることが大事です。
笑うことが少なくなった
何かに悩んでいて、それを打ち明けられないでいる。
機嫌が悪いわけでもなく、ただ無表情な事が多い。
こんな時の子どもの気持ちは、何が楽しい事なのか分からなくなってしまっています。
とても深刻な状態に近い場合もあるので、慎重に対応してあげてください。
チック症
不自然に強い瞬き(まばたき)や、口を開けたり閉じたり歪めたりする。
声を出すのが止まらなかったり、空咳がクセになる。
無意味な頷き(うなづき)を繰り返したり、無意味に肩の上げ下げを繰り返す。
このような行動があっても、本人は自覚症状がないことが多いので、無理に止めさせるのは逆効果になります。
問題が解決した時には、このような行動も徐々に収まるので、見守ってあげることで大事です。