幼い子どもは自分の気持ちをうまく言葉にできません。どう表現していいのかもわからないのです。そんな子どもが大人に対して必死に発している不安のサインを見逃さないために、そして、お子さんとのコミュニケーションに役立つように、今回は子供のいろいろな不安サインを紹介していきたいと思います。
指しゃぶり・爪噛み。
こどもが不安やストレスを感じたとき、口元に出る事があるそうです。今までになかったクセが口元に出たときは要注意です。子どもは、何かを噛んだり、しゃぶったりすることで、不安な気持ちを紛らわせているのかもしれません。ママは、変なクセが出始めたと思わずに、何か子供の心に変化がなかったかを考えてあげる事がポイントです。
http://matome.naver.jp/odai/2136120454687585801
体調をこわす。
ママが仕事を始めたとき・・・そんな時に限って、子供は体調を崩しますよね。これって、子供はママと一緒に過ごせなくてさみしいと思う気持ちからきていることが多いそうです。さみしい気持ちがストレスになり、子供の体調を崩していると思うと、子供がかわいそうと思ってしまいますが、日頃からママと一緒の時間が取れていたり、抱きしめたり「大好き」と言葉で伝える事で子どもが安心し、ストレスが軽減されます。
絵を見てみよう。
お子様が描く絵は、カラフルですか?黒っぽい色ばかり使っていませんか?もし絵が暗い感じだったら、もしかしたら子供の心に不安があるかもしれません。何かのプレッシャーを抱えていたり、さみしい思いをしている子は、絵を描くときに色を使わなくなるそうです。そんな時は、子供の心に寄り添って、不安を解消してあげましょう。
唇をかむしぐさ。
この唇をかむしぐさは、心に重荷を感じている時にでるサインです。この症状では他に、こんなしぐさがあります。顔をクシャっとしたり、目をパリパリさせたり、肩をヒクヒクさせたり。これらのしぐさは、一般的にチックと呼ばれる症状だそうです。例えば、試験や試合の前など、プレッシャーを感じている時に見られます。しかし、心の重荷が取れれば自然になくなるので、それほど心配しなくてもいいそうです。
SOSのサインに早く気づくには。
子どもが不安やさみしさを感じている時のSOSのサインは、出来るだけ早く気づいてあげたいと思うのが親心。そのためには、日々のコミュニケーションを密にすることで、いつもと違うと子どもに気づくことができます。何か変化を感じたら、さみしい思いをさせていないか、我慢させていることはないかなど、考えてみましょう。そして、お子さんへの愛情を言葉や抱きしめることで表現してみましょう。ママがSOSに気づいて対応してくれることで、子供は安心して過ごすことができますね。