子供が生まれても夫婦仲良くいるための5つの秘訣

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子供が生まれたことがきっかけで夫婦の仲が悪くなるというのは少なくありません。出産は大変だけど、実はそのあとが一番大変だったりするのです。これは経験した人のみ知るでしょう。夫婦仲良くいることは子供の安心感につながります。ここではその5つの秘訣をお伝えします。

互いに子供の親であると同時に自分が選んだ相手であり一生の恋人であることを忘れない

子供ができてこれからの生活は忙しくなるかもしれないが、このことは忘れずにいてもらいたい。子供はいつか巣立ちますが、妻・夫は一生あなたの隣にいます。ですから、子供が生まれた後もお互い時間を作り、二人っきりのデートを必ずするように心がけましょう。できればそこでは子供以外の話をします。二人が出会ったころは子供はいなかったはずです。その頃を思い出して外に出て二人っきりの時間を作り共通の話をしてください。その中で自然と普段言えないことを伝えたり、心配事を相談したりするとゆっくり話せていいでしょう。なかなかデートをする時間がなくても、子供が寝た後でも時間を作り二人でのんびりお酒を飲んだりDVDを見たりなどするのもいいですね。

月に一回はゆっくりとできるフリーな時間を与える

特にママは毎日24時間お仕事をしたり、帰ってくれば子供の育児に家事と息が詰まってしまいます。時間がゆっくりと作れなくても、お風呂の時間をゆっくりとってあげるなど数時間でも構いません。もちろんパパにだって一人ゆっくりする時間や友人との飲み会などの時間も作ってあげましょう。子供ができたからといってそれぞれの時間をすべてとりあげる必要はありません。そのストレスは子供やそれぞれに向かってしまいます。自分の中の心の余裕が家族に対する愛情へつながります。時間自体が問題なのではなく、あなたが相手に自由な時間を作ってあげたいというその気持ち、そして行動に移すことが大切です。

完璧を求めない。「ありがとう」「ごめんね」はきちんと言う

特に主婦(夫)に対して「一日ずっと家にいるなら掃除洗濯食事、全部できるはず」という考えは捨てましょう。何気ない一言も相手はそう思い込んでしまうこともあります。筆者もそう思い込んでおり夫の何気ない一言に必要以上に傷ついた経験があります。子供がいるから初めから完璧は求めていないと言ってもらうことで心が楽になりました。そして「今日も子供を見てくれてありがとう」「ご飯作ってくれてありがとう」の言葉にも救われました。もちろん夫へは「今日もたくさん働いてくれてありがとう」「ご飯これだけしか作れなくて・・・ごめんね」の一言も忘れず言いました。ありがとうの言葉は言う側も気持ちいいし、言われた側はモチベーションが上がり「もっと頑張ろう!」と思えます。特に『育児・家事』は『仕事』と違って報酬・尊敬の念・休暇が失われていきます。そんな中でこの『ありがとう』の言葉が何よりも救いとなってくるのです。

相手の嫌いなものを把握する。好きなことやものを否定しない

子供が生まれると相手の気に入らない趣味を子供が真似したらどうしようなどの思いから、「○○が好きだなんてみっともない」「○○は気に入らない。△△にして」といった相手の好んでしていることやものを卑下してはいけません。自分が嫌いだから、家族にも同じ考えになってもらおうというのはエゴです。他人同士が一緒になって子育てをしていくのですから食い違いは生じてきますが、せめて「○○は苦手だな。危ないから子供にはやってほしくないな。」といった柔らかい言い方にし、その相手から趣味などを取り上げることはやめましょう。好きなことはもちろん共有できるとよいのですが、相手の嫌いなことを把握し察していくことは好きなことを把握すること以上に大事なことです。家族は所有物ではありません。他人であるという自覚を持ちましょう。

同じ部屋で一緒に食事をし、一緒に寝る

子供の夜泣きを考慮し産後は夫婦別で寝ている、またママは子供のリズムに合わせ、先に夕食を済ませ子供と一緒に寝てしまっているといった家庭もあるでしょう。しかし、寝食ともにする機会が多く、さらには休日を一緒に過ごす夫婦が、よりよい関係を築けています。それぞれの家庭の事情はありますが、できる限り夕食は顔を合わせて食事をし、寝る部屋を別々にしないでください。たとえ喧嘩をすることはあっても、同じ空間で寝ることで自然と朝顔を合わせるときにはどうでもよかったような気持ちになっていることがあるのです。

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