毎日食べる食品の添加物や農薬など、食の安全性に対しては、誰もが心を配りたいと思うことです。
特に、子どもは体の抵抗力が弱かったり、蓄積年数の長さから考えても、充分気をつけたいものですね。
そこで、自己防衛のために、どのようなことに気をつければいいかを調べてみました。
同じ店で同じものばかり買わない
同じ食品を繰り返し食べていると、その食品に使われている同じ添加物や農薬類が体内にたまっていくことになります。
よほど信頼のおける場合を除き、同じ食品を続けて食べたり、同じ店でばかり買うのは避けましょう。
例えば、特売日に合わせて、違うスーパーで購入することは、安く買えますし、同じ店で買わないという点でもいいですね。
表示をよく見る
すべての添加物の表示が原則として義務付けられていますので、必ず確認しましょう。
添加物の内容がわからないときは、とにかく少しでも表示数の少ないものを選びましょう。
特に気をつけたい添加物は以下のものです。
・合成着色料
・合成保存料(ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、OPP、TBZなど)
・発色剤(亜硝酸ナトリウムなど)
・結着補強剤(重合リン酸塩など)
・殺菌料(過酸化水素など)
・酸化防止剤(BHA、BHTなど)
・合成甘味料(サッカリン、サッカリンナトリウム、アスパルテームなど)
・品質保持剤(プロピレングリコールなど)
・小麦粉改良剤(臭素酸カリウムなど)
この中でも、特に合成保存料と発色剤が同時に含まれているのは避けましょう。
できるだけ自然に近いものを
着色された食品は、見た目はきれいで美味しそうに見えますが、合成着色料は気をつけたい添加物の一つです。
できれば、着色料を使っていない自然の色に近いものを選びましょう。
「無着色」とうたいながら、着色料を使っている食品もありますので、必ず表示を確かめ、出来るだけ少ないものを選びましょう。
やはり手作りが一番
調理済み食品、加工食品、お惣菜、外食などはどうしても添加物の量が多くなったり、異物混入など食材の安全も不確かになります。
できれば「手作り」を基本にしましょう。
いろいろなものをバランスよく
いつも同じものを食べると、それだけ添加物や農薬も偏って蓄積されます。
健康な体を作るためにも、いろいろなものをバランスよく食べることを心がけましょう。
また、カルシウムには体内のコラーゲンを丈夫にして、がん細胞が入り込めないようにする働きがあるそうです。
カルシウムを多く含む食品を食べ、その吸収を助けるタンパク質やビタミンD2などを取るようにし、添加物に対する耐性を強化するといいようですよ。
いかがですか。
まずは、一人一人が出来る範囲で、自己防衛していくことが大切だと思います。
その上で、食の安全性について、常に注意を払い、問題意識を持つという努力をしていきたいものですね。