子育てをしていると思い通りにならないこともあるし、ついイラッとして大きな声で怒鳴ってしまったりすることもありますよね。ママだって人間なんだからそれも仕方がないと思っても、1日にの終わりには自己嫌悪、なんてことになっていませんか?
日頃からイライラしないように出来れば一番良いのですが、急にそんな風には変われないものです。そこで、子育てをしながら使って欲しい「言葉」を集めてみました。
ごく普通の当たり前の言葉ですが、気を付けて使っているうちに段々とイライラすることが減って、子供が愛おしく思えてくる、そんな「魔法の言葉」です。
ありがとう
子供でも大人でも、言われて一番うれしい言葉、それが「ありがとう」です。何かをしてもらったら必ず、忘れずに伝えること。そんな簡単なことで、子育ては劇的に変わりますよ。
そしてお勧めなのが「産まれてきてくれてありがとう」と毎日声を掛けてあげることです。元気に産まれてくれて、今日も可愛い笑顔を見せてくれて「ありがとう」。無事に生まれて、今日も何事もなく生きていてくれる。そんな当たり前のようなことですが、本当は奇跡なんです。
その奇跡に毎日感謝をして、赤ちゃんに「産まれてきて良かったんだ」と安心させてあげて下さい。
大好き
これもとっても大切な言葉ですね。声に出さなくても伝わっていると思ったら大間違いです。毎日ちゃんと抱きしめて、「大好き」と伝えてあげて下さい。良い子だとか悪い子だとか、そんな風に自分の子供を括る必要はないのです。
あなたが、あなたでいてくれる、それだけでママやパパはあなたが「大好き」なんだよ、って伝えることは、子供の心を安定させて、自尊心を育みます。
幸せ
寝ている赤ちゃんを見ていると「幸せだな~」と感じませんか?そう思ったら、恥ずかしがらずに声に出してみて下さい。寝ていても、赤ちゃんは感じ取ってくれます。
一緒にお風呂に入ったり、ご飯を食べたり、笑いあったり、当たり前の日常を、ふと立ち止まって、「幸せ」なんだと感じられることが出来たら、それはもう幸せな子育てです!
良かったね
何かがうまく出来た!何かを見つけた!そんな時、子供はママやパパに報告したくなるものです。なのに、パパやママが興味もなく投げやりな返事をしていると、子供は意欲をなくしたり、愛されていることに不安を覚えてしまいます。
子供が興味のあることを一緒にする、時間を共有する、その第一歩として、お子さんが何かを見せてくれたら「よかったね」とほほ笑んであげて下さい。
まとめ
言葉というのは不思議なもので、ただ思っているだけよりも、声に出したほうが「現実」になるのです。もっと言えば、「幸せ」と言い続けていれば、今を幸せに感じられるようになるものです。
特に赤ちゃんや小さい子供は、とても純粋なので、パパやママが言ったことをとても素直に受け止めます。いつも「あなたはダメな子ね」と言われて育ったお子さんは「ダメな子」になってしまうのです。また「良い子になってね」ではなくて、「あなたは良い子よ」と希望ではなく肯定で伝えてあげることも大切です。
イライラしない子育ての為にも、出来ることが少しずつ始めてみて下さいね。