タバコを赤ちゃんが誤飲した時の対処法

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赤ちゃんはとにかくなんでも口に入れる。それは、その物が何であるか確かめるための行為で、誰でも通る道のようです。育児書にも母子手帳にも、たくさん注意書きがあるので、私も気をつけてはいたのですが・・・タバコがおうちにあるという方、ぜひこの記事を参考に、赤ちゃんを危険から守って下さい。

うちは大丈夫と思っていたが・・・

 子どもが1才になったばかりの頃に、タバコを誤飲させてしまいました。夫と談笑していると、隣の部屋で寝ていたはずの我が子が、ニコニコしながらハイハイで登場。しかし!!その口には、なにやら茶色いカスカスがたくさん付いているではありませんか。「何これ!?」と隣の部屋に行ってみると、そこには夫の放置したタバコの箱と、中身がでてぐちゃぐちゃになっているタバコが2,3本。夫への怒りも束の間、すぐに子どもの口から中身を掻き出し・・・その後の対応はバタバタとなり、一時子どもも私も顔面蒼白になりましたが、結果的には入院することもなく無事帰宅できました。
 この事件の後、1年ほどは禁煙できた夫も、再びタバコを吸い出し・・・第2子妊娠時に禁煙しても、3日と持たず・・・またも、家にタバコを放置する日々が・・・。やっぱり我が子の命は私が守らなくては!!と強く誓っております。

タバコは家に持ち込まない

 家にタバコがあること自体が危険なので、持ち込まない約束をしてもらえる、またはできるのならそれがベストだと思う!私の夫の場合は、職場にヘビースモーカーの人が多かったため、職場で我慢できないと言う。そこで、タバコは職場に置いてきてもらうようにしていました。結局、3か月くらいしかその約束は守れなくて、次の対策に移ったのですが、この約束を守ってもらえるなら、その方が絶対安心!!

タバコの置き場を決める

 結局、夫はタバコを家に持ち込まないという約束を守れなかったので、我が家では、タバコの置き場を決めることにしました。本棚の上に100円均一で買ってきた箱を置いて、そこを定位置にしています。それ以外の場所に置かれていた場合、容赦なく処分致します。これでも、今まで何箱捨てたのか、もう数えきれないくらいですが。

もしもの時のために・・・①

 母子手帳や育児書には、誤飲してしまったら危険なものと、その時の対処法が書いてあります。私も、何回も読んでいて知識はあったはずが、やってしまいました・・・タバコの中身を口に入れてしまった娘の口から中身を掻き出すと、泣き出した我が子のご機嫌をなだめるために・・・アンパンマンジュースを見せてしまったのです。もちろん、そのまま美味しそうに飲んではくれたのですが。病院に辿り着く頃には、車の中でぐったりと反応がなくなり、結局車中から救急車を要請することに。
 母子手帳は何度も読んでいたし、知っていたのに、いざ慌てるととんでもないことをしてしまうものです。タバコを誤飲した後に水分を摂ると、ニコチンが水分に溶け出し、非常に危険です。このように、いざということも想定しながら知識をつけておけばよかったと大後悔。

もしもの時のために・・・②

 誤飲してしまった時の具体的な行動を決めておきましょう。たいてい市や区には、小児救急の相談センターが設けられていると思うので、その電話番号は携帯電話に登録しておく!いざという時でも、すぐに救急車を呼ばなくてはいけない状況というのは意外に少なくて、救急車を呼ぶのか、自分で連れていくのか、家で様子を見るのか。日中だったら、夜間だったら・・・と想定しておきましょう。
 ちなみに、私の体験談をお話しすると、子どもが誤飲した後、そんなに機嫌も悪くはなかったので、かかりつけの小児科へ連れていきました。電話連絡をしなかった私も悪かったのですが、その小児科には『胃洗浄をする設備もないし、何もできません』と受付でシャッタアウトされる結果に。そのまま、駐車場にもどって車に乗ると、子どもの反応がなく、駐車場から救急車要請となりました・・・

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