子どもの嘘に対しての親の対応の仕方4ステップ

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子どもが嘘をついているとわかったとき、または嘘をついているのではないかと疑われるとき、子どもに対してどんな対応をすべきでしょうか?

ここでは、子どもがなぜ嘘をつくようになるのか、子どもの嘘に対しての向き合い方をまとめています。



なぜ子どもが嘘をついたのかを考える

子どもが嘘をつく理由はいくつかありますが、ここで一番注目しなければならない嘘は、何かがうまくできないときに責められたくなくてつく嘘です。
親が「なぜ?」「どうして?」と厳しく問い詰めると、自分を守るために嘘をついてその場を取り繕うことがあります。
まずは、子どもに厳しすぎないかを振り返ってみてください。そして日頃から、失敗を頭ごなしに怒らず、どうしてそうなったのかを話し合う習慣をつけましょう。

子どもが嘘をつかなくていいような関係をつくる

嘘をつく理由は様々ですが、どんな嘘でも、いったん嘘をついてしまうと、何もかもつじつまが合わなくなり、結局はまたもう一つ嘘をついてしまいます。嘘がばれなければいいように見えますが、じつは、それが嘘だと知っている自分が一番辛くて孤独です。結局は、ごまかしている自分が嫌になり、次第に”自己肯定感”も”自尊心”もなくなってしまいます。
だからこそ、我が子を自尊心の高い明るい人間に育てたければ、子どもにはできるだけ嘘をつかせないことです。
そのためにママとパパの役割は、「ときには失敗したっていいし、くじけないでまたがんばればいいんだよ」と言いながら、子どもが隠しごとをしなくてもよい雰囲気を日頃から作ってあげることです。

子どもが嘘をついた原因は大人が思いもよらない理由かもしれない

今目の前で嘘をついている子の対応の仕方としては、まず、なぜ嘘をついたのか、その直接の原因は何なのかを考えてみます。
まだその子にはできないこと、その子にとって重荷になることを期待しすぎていなかったか。
その子が自分でしたいともなりたいとも思っていないことを目標に掲げて、「ああしろ、こうしろ、そんなことではダメだ」と決めつけていなかったか。
考えても理由が分からなければ、子どもが落ち着けるように1対1の場所で静かに話をして理由を聞いてみてください。
このとき一番してはいけないことは、はっきりとした証拠がないのに「嘘ついたでしょ」と疑う態度です。
子どもにとっては嘘を叱られることよりも、嘘をついていないのに疑われることの方がずっと辛いものです。
子どもが望んでもいないことを押し付けたり、納得のいかないことを強制するのは、嘘の種をまいているようなものです。「ダメなものはダメ」などというあいまいな理由では子どもは納得しません。ただ、あとで叱られるのが怖いというだけで嘘をつくようになってしまいます。なぜダメなのか、具体的に分かるまで何度も説明してあげてください。

親が抱く勝手な期待が子どもに嘘をつかせている!?

本人が習いたくもないのに親の一方的な判断で塾に通わせたり、習い事を強制したり、幼いころから名門小学校を受験させるケースも多いと思います。
こうして、本人は何の事だかさっぱりわからないうちに、「きっと将来楽になるはずだから」と親が強制してしまうと、子どもたちはいつまでたっても自分が本当はどんな才能や性格を持っているのかを見つけることなく、親の期待にそぐえずに自信を失い、親のがっかりする表情を見ないために嘘をつくようになるのではないでしょうか。
大きな問題にぶつかったときに、問題をすり替え、嘘でごまかし、責任を他人に押し付けるよりも、自分の能力を発揮してとにかくできるだけのことをやって、問題解決のために努力しようと思える大人になるためには、子ども一人ひとりをあるがままに認め、何かに失敗したり、嘘をつきたくなるほど現実と理想とがかけ離れているときでも、「大丈夫、次はもう少しうまくやれるよ」と、子どもを信じて励まし続けることが大切です。

まとめ

子どもを愛するがゆえに、つい厳しくしてしまったり、行動を抑制ばかりしてしまったり、大きな期待を押し付けてしまう親は少なくないと思います。
しかし、それが子どもに嘘をつかせる原因になっていることもあるということを忘れないでください。
子どもが嘘をついたとき、子どもを責める前にまずは自分自身を見直すことから始めてみてください。
大切なのは、子どもをいつでも信じて励まし続ける姿勢を子どもに見せることです。大人もそうですが、自分を信じてくれている人に嘘はつけないものです。

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