子育ての悩みで多いのが「夜泣き」
抱っこしたり、ミルクをあげてみたり、色々試してみてもなかなか泣き止まないことが多いです。
しかしそんな状況が続くと、ママの方が泣きたくなりますよね…。
今回は、赤ちゃんの夜泣きの原因と、対策方法についての情報をまとめました。ぜひ参考にしてみて下さい。
夜泣きの原因は?
夜泣きの原因は、睡眠サイクルの狂い、ストレスが原因だと言われています。
赤ちゃんはお腹の中にいた時には、24時間の昼夜の区別無く、ハッキリと寝ている時間と、起きている時間を区別することなく過ごしてきました。
しかし生まれてきてからは、眠る時間と起きている時間は別々になり、食事をしたり、外の世界は明るくなったり暗くなったりします。
赤ちゃんにとってみれば、このようにライフスタイルが大きく変わることにストレスを感じてしまうようです。
また、夢を見ることにも馴れていません。生まれてから多くの刺激、体験を寝ている間も夢に見ることになり、それにビックリして泣き出してしまうこともあります。
対策① 毎朝同じ時間に起こす
夜泣き対策として一番大事なのが、生活リズムを整えるということです。
毎朝、同じ時間に起こしてあげることで、体内時計が一度リセットされ、そこからまた1日が始まり、体内時計が整っていくそうです。
各家庭の生活リズムにもよりますが、起こす時間は6時~7時半くらいの間が一番良いと言われています。
お昼寝は午後1時~3時頃までの間に。長くても1時間半。
そして、夜寝る時間は、夜8時~9時半までが理想です。夜9時~12時の間の睡眠時に、脳や体の成長を促す「成長ホルモン」一番分泌されるからです。
② 抱っこして安心させる
夜に限らず、泣いている赤ちゃんを落ち着かせるには、まずは抱っこをしてあげることが一番。
背中をトントンして、安心させてあげましょう。
肌触りのいいバスタオルでくるんであげるとさらに安心して眠りにつきやすくなります。
③ 音楽を流す
赤ちゃんは、お腹の中にいた9ヶ月間、お母さんの血流の音をいつも聞いていました。
その音は意外と大きいので、赤ちゃんはうるさい音の方が好きなくらいなんです。
Youtubeでも『胎内で聴こえる音』と検索すれば出てくるBGMがあるので流してみて下さい。
④ 体を温める
特に下半身が冷えていると夜泣きをしやすいので、ズボンはなるべく長いものを履かせ、足を冷やさないようにしてあげましょう。
また、昼間に水分を摂りすぎると、体が冷えて眠れないことがあります。
ミルクは温かいので問題ありませんが、お茶や野菜ジュースなを飲ませる時は常温であげるようにしましょう。
それでも寝つきが悪い時は、足の裏やふくらはぎ、太ももを手でさすって温めてあげましょう。
最後に…。
夜泣きは、いつかは終わるものです。今だけの貴重な体験だと思って、色々な方法にチャレンジしているうちに、ある日夜泣きがおさまる夜が来るはずです。
一番大事なのは、悩み過ぎないこと。泣いてもいいや!とドンと構えましょう。夜泣きでイライラすると、そのストレスは赤ちゃんにも伝わります。