夜泣きはたくさんの赤ちゃんに起こる現象です。かわいいわが子であっても、夜中に何度も泣いて起こされるのはしんどいことですよね。
産後でママ自身の身体も変化する中、仕方ないこととはわかっていても、泣き続けるわが子を見ていると、ママも泣きたくなってしまいます。夜泣きの期間を上手に乗り切るコツをまとめてみました。
夜泣きとは?いつから始まるの?
夜泣きとは、日中機嫌よく遊びニコニコしている赤ちゃんが、特にこれといった原因もなく毎晩決まって泣き出し、何をしても泣き止まない状態のことを言います。
生後2か月ごろまでの赤ちゃんが夜泣くのは、まだ生活リズムが整っていないためであり、夜泣きは早い子で生後4か月、一般的には6か月くらいから始まることが多いようです。個人差がありますが、1週間で終わることもあるし、数か月続くこともあります。
夜泣きはどうしておきるの?
赤ちゃんはお腹にいた時には昼夜の区別もなく、眠ったり起きたりを繰り返していました。それが生まれてからは外の世界は明るくなったり暗くなったり、授乳はだいたい決まった時間になっていきます。赤ちゃんにとっては大きなライフスタイルの変化です。赤ちゃんの眠りのリズムは生まれてから作られるもの。とはいってもすぐに大人のリズムに合わせようとするのは難しいですよね。原因ははっきりとはしていませんが、このような睡眠のバランス、知能の発達や、昼間のいろいろな刺激が関係しているようです。
夜になって急に泣き出したら
まずは日中と同じように泣いている原因をさがしてみましょう。お腹がすいていないか、おむつは濡れていないか。暑い、騒がしいなどの生理的な不快感が原因になることもあります。連日の夜泣きでイライラ、体はヘトヘト・・・それでも、赤ちゃんをあやすときには優しい声でにこやかにする必要があります。赤ちゃんはママの言葉をちゃんと聞いていますし、ママの気持ちがよくわかっています。
試してみよう!寝かしつけ技
抱っこでも、おっぱいミルクでもダメなときは、こんな方法も!
「階段昇降」⇒階段の上り下りのリズムが心地よく、眠ってくれることがあるようです。ママは辛いけど、スクワットもいいかもしれません。
「ドライブ」⇒車の振動でいつの間にか眠っている赤ちゃんも多いようです。パパが運転してくれると助かりますね。
「外気に触れさせる」⇒気分転換にベランダに出て外の空気を吸ってみるのも効果があるかも。
「一度起こしてみる」⇒思い切って一度しっかり目覚めさせる。意識がはっきりすると落ち着いて、それから眠ってくれることも。
「麦茶・白湯を与える」⇒のどが渇いていた時は、飲むと落ち着いて寝ることもあります。
「音楽を聴かせる」⇒お気に入りの音楽や、オルゴール音、スーパーの袋をクシャクシャと音をたてるのも反応があるようです。
このように、ママがいろいろとやってみているうちに赤ちゃんが寝入ってしまうことが多いようです。赤ちゃんに合った対処法を探していきましょう。
夜泣きが終わるまで
夜泣きは永遠に続くわけではなく、必ず終わる時がきます。いつまで続くのかは個人差がありますが、ほとんどの夜泣きは2歳頃までにおさまるようです。まずは、早寝早起きをし、昼間にたくさん遊ばせて生活リズムを整えてみましょう。同じように悩んで、乗り越えてきたママがたくさんいます。毎晩泣き続けられるのはとても辛いことですが、赤ちゃんの笑顔や日々の成長はきっとママを勇気づけてくれるはず!
パパに協力してもらったり、赤ちゃんのお昼寝の時間に一緒に寝たり、ママが頑張りすぎないことも大事なポイントです。