子どもの「勇気を育てる」5つの言葉

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ここで考えたい「勇気」とは、ほんの小さな勇気のことです。勇気はいきなり身に付いたり、あるいは生まれつき備わっているものではありません。子どもはさまざまな場面で小さな勇気を何度も試され、それを乗り越えるたびに自信が生まれます。普段から親が子どもの勇気を育てる言葉をかけていると、子どもは自分がどうするべきかを知ることができます。

ここでは、子どもの「勇気を育てる」5つの言葉を紹介します。



「やってみようか」

どんな場面でも、子どもが興味を持ったことできるだけすべてに「やってみようか」と声をかけてあげましょう。この言葉は平凡な言葉ですが、子どもの背中をポンと押す力が宿っています。
しかし、ケガでもされたら大変ですし、子どもにはまだ判断力が備わっていないので、「やっちゃだめ!」とか「危ない!」という言葉がつい出てきてしまいます。
「やってみよう。できるかどうかやってみなくちゃ分からないんだから」と応援する気持ちで、できる限りやらせてあげて下さい。やってみて無理ならあきらめればいい。ほんの少し力が足りないなら手を貸してあげればいいのです。子ども自身がやってみようか、やらないでおこうかと迷っているときに「やってみようか」と背中を押してあげることで、子どもはためらいから解放され、勇気が育ってくるはずです。

「こんなことができるようになったんだ」

子どもに「すごいね」と声を掛けるお母さんはたくさんいるでしょう。これだけでも子どもは勇気を持ちます。しかし、子どもが大きくなってくると、他人との比較が始まり、我が子を手放しでほめる親は少なくなってきます。
何歳になっても褒められることはうれしいことです。「こんなことができるようになったんだね!」と、他人との比較ではなく、その子自身の進歩を認めてあげましょう。そして、子どもの誇りは大いにすくってあげ、自尊心をくすぐってあげてください。

「最後は自分で決めよう!」

子どもの勇気を育てるためには、精一杯の愛情を注ぎつつ決断は子どもに委ねる態度も必要です。結果が出るまでそばに付きっ切りでいるのではなく、子どもの判断に任せたら遠くで見守る態度です。アドバイスは親が与えても、決心するのは子どもです。自分で決心することが勇気の第一歩と気付かせてあげましょう。そして、助けを求めてきたら手を差し伸べてあげましょう。自分で決めたことなら、それをやり遂げたときの喜びは特別大きいでしょう。

「ダメだったらまたやればいいんだよ」

一度や二度の失敗で諦めない。これは大切な勇気です。すぐに諦めてしまう子どもは、失敗が続くことを怖れます。それがエスカレートすると、たった一度の失敗そのものを怖れるようになります。
ダメだったらまたやればいいのです。それでもダメなら別の方法を考えればいいのです。親は子どもに、結果よりもチャレンジすることの大切さを根気強く、しかもリラックスしながら教えることが大切です。

「お母さん(お父さん)は最後までアナタの味方だよ」

言葉に大きな力があるのは、気持ちが相手に伝わるからです。しかし、黙っていても気持ちが伝わるのではなくて、それを言葉にするから伝わるのです。
どんな親でも我が子の味方です。その気持ちにウソはありません。そして、「そんなこと、言わなくても子どもには分かっているはず」と考えがちです。
しかし、言葉にしなければ伝わりません。態度ももちろん大切ですが、言葉をかけながらその態度を示すことで、子どもは大きな安心感に包まれるのです。子どもの勇気を支えるのは、この大きな安心感です。自分は一人じゃないという安心感を親は絶えることなく子どもに与え続けて欲しいものです。

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