赤ちゃんの下痢の症状、原因、注意点まとめ。ママ必読!

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赤ちゃんの下痢。心配ですね。
赤ちゃんの便は元々ゆるく水っぽいので、下痢との見分けが難しいです。
普段から便をよく観察し、いつもと違うな、と感じたら要注意。
もしかしたらすぐに受診が必要かもしれません
下痢の原因や注意点などをまとめてみました。


原因は?

【ロタウィルス腸炎】
熱と嘔吐を伴い、酸っぱいにおいと白っぽい水っぽい便がでます。

【キャンピロバクター腸炎】
熱と嘔吐をともない、粘液と血液が混じった下痢がでます。

【アレルギー性腸炎】
母乳から粉ミルクに変えたタイミングや早すぎる時期に離乳食を与え始めることで消化不足となり、下痢を起こします。
アトピー性皮膚炎に発展してしまうこともあります。

【単一症候性下痢】
水っぽい黄色の便が1日に何度も出ます。
食物やストレスが原因です。

【細菌性胃腸炎】
発熱と嘔吐を伴う下痢。
サルモネラ菌などが原因で、夏に起こりやすいです。

【急性胃腸炎】
下痢と嘔吐があり、排便のあとすぐにまた排便したりします。
ウィルスや細菌感染、寝冷えが原因です。

【乳糖不耐症下痢】
ミルクや母乳を消化し分解するための「ラクターゼ」という消化酵素が不足していることで起こります。

受診の目安は?

★熱がある
★元気が無くぐったりしている
★食欲がない
★嘔吐している
★下痢が1週間以上続いている
★色が白い、赤い、または黒い

特に色が白赤黒の場合はすぐに受診が必要です。
上記の症状がなくても心配なときはまずは小児科に電話して相談してみるといいと思います。

どんなことに気をつけたらいい?

★水分補給をしっかりと!

赤ちゃんは元々汗をかきやすいです。
その上下痢をして水分が排出されてしまうと、脱水症状を起こしやすいです。
ぐったりしているときは脱水症状を起こしている可能性があります。
こまめな水分補給を心掛けましょう。
赤ちゃん用のイオンウォーターなどもおすすめです。

★離乳食はおやすみ

離乳食時期の赤ちゃんはまだ消化器官も未熟です。
消化器官に負担をかけないよう、離乳食はお休みして授乳のみに切り替えましょう。

★お腹を冷やさないで!

大人と同じです。
お腹が冷えると下痢をしやすくなります。
スリーパーを着せるなどしてお腹を温めてあげましょう。

★お尻周りは清潔に!

下痢をするとお尻かぶれを起こしやすいです。
清潔を保つよう気をつけましょう。

★外出を避けましょう

元気そうに見えても赤ちゃんは体力を消耗しています。
しばらくは外出はお休みしてお家遊びを楽しみましょう。

下痢に効くたべもの

下痢に効く食べ物

★りんご
★バナナ
★人参
消化がよく、栄養も高いこの3つがおすすめです。
下痢のABC(Apple、Banana、Carrot)と覚えておくとおぼえやすいです。

乳製品、砂糖、柑橘類は絶対に与えないようにして下さい。
また、離乳食期の赤ちゃんはこの3品であっても胃腸の負担になってしまうことがあるので、医師の指示に従ってくださいね。

まとめ

いかがでしたか?
便の色や形状は健康のバロメーター。
赤ちゃんは自分の体調を言葉で伝えることが出来ないので、親がきちんと気付いてあげられるよう、普段からよく観察しておくことが大事です。

心配な便があり受診するときはオムツを携帯で撮影しておいたりオムツの現物を袋に入れて持っていくといいです。
このまとめを読んだ方のお子様の下痢が少しでも早く治ることを願っています。

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