妊娠0~3か月の妊婦が気をつけるべきこと。赤ちゃんに影響するかも!

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妊娠しているかどうかわからない時期でも、赤ちゃんのために注意しておきたいことは色々あります。

赤ちゃんに影響するものについて知っておきましょう。

生活のチェックポイントをまとめました。



薬の服用には慎重になりましょう。

赤ちゃんの体の大事な器官ができるのが妊娠初期です。
この時期に赤ちゃんの体に影響を及ぼす薬を飲むと、
トラブルが生じることがあります。
市販薬でも病院で処方された薬でも、
赤ちゃんに影響する薬はごくわずかですが、必ず体調不良などで診察を受ける際は
妊娠の可能性について医師に伝えておきましょう。

たばこはきっぱりやめましょう。

たばこに含まれているニコチン。
これは血管を収縮させる作用があります。
妊娠中にたばこを吸うと、赤ちゃんに十分な酸素が行き届かなくなります、
また、栄養も届きにくくなります。
一酸化炭素が血中のヘモグロビンと結合すると、
母子ともに低酸素状態になり、
流産のリスクも高まります。
妊婦さんだけでなく、生活するうえで周りに喫煙者がいる場合は、
その方にも禁煙をお願いしましょう。

アルコールは控えましょう。

お母さんがアルコールを摂取すると、胎盤を通して赤ちゃんに移行します。
妊娠初期にアルコールを摂りすぎると、各器官形成に異常が生じます。
また、妊娠中期、後期の場合は、発達や知能に障害が生じる可能性が大きくなります。
アルコールにおいては、妊婦の摂取は安全性が確立されておりません。
これくらいなら…という気の緩みが、赤ちゃんに影響を及ぼす可能性を高めます。
妊娠したとわかったら、飲酒はやめましょう。

野菜・サプリメントで葉酸をとりましょう。

妊娠初期にとりたい栄養素として葉酸があります。
葉酸はビタミンB群の一種です。
赤ちゃんの神経管が急速に発達する時期ですので、
妊娠初期に葉酸をしっかり摂取しておくと、
神経管閉鎖障害の発症リスクを軽減します。
最近では、葉酸のサプリメントも多く出回っています。
食事だけで必要量を摂取するのが難しい場合には、
サプリメントを利用するのもよいでしょう。

最後に。

妊娠生活の一番のサポーターはパートナーです。
妊娠中はパートナーの支えがあって、お母さんは妊娠・出産を乗り越えられるのです。
体調のことや体のこと、赤ちゃんの変化について、
話を聞いてあげたり声をかけてあげてください。
それだけで不安な気持ちが安らぎます。
妊娠生活のゴールには新しい家族が待っています。
一緒にゴールを目指しましょう。

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