眠りつわりの特徴は、夜十分寝たとしても、まるで睡眠不足のように日中眠くなることです。
無性に眠りたくなるという体験はよく聞かれ、つわりの一種、というよりも妊娠初期の症状の一つです。
眠気のパターンには個人差があり、特定の時間や行動の後に眠たくなる場合や日中を通して眠気がある場合、眠気を感じる程度のものから、気づくと眠ってしまっている位に症状が重い場合があります。
単に睡眠時間を増やせば解決するものではないので、働いてる方や子供のいる妊婦さんには辛さがあります。
ただ、一日中眠気におそわれるためとてもつらいですが、横になって眠っていれば良いため、吐きづわりなどと比べると幾分楽なようです。
眠れる環境なら寝てしまう
妊娠初期の眠気はどうにもなりません。
難しいかもしれませんが、眠れる環境に身を置くのが一番の解決策です。
我慢して起きているのではなく、思い切って少し寝てしまいましょう。
一人で我慢しているのは身体に毒です。
なかなか理解をしてもらえない症状ですが、まずは症状を周りに伝えましょう。
20分程度の睡眠で症状が改善する場合が多いようです。
身体を動かす
少し散歩したり、ストレッチをすると、目が覚める可能性があります。
デスクワーク等で難しい場合は、脚や指を動かすことで、多少の改善があるかもしれません。
思いっきり手を握って開いてみたり、思いっきり目をつぶって開いてみると多少ですが眠気は改善されます。
可能であればトイレに行くなどして少し身体を動かすといいですね。
眠気のツボを押す
合谷…親指の骨と人差し指の骨が合流する付近から若干人差し指側に進んだところにあるくぼみ
百会…左右の耳を頭頂部を通ってつないだ線の中心店
眠気のあるときに押すと目が覚めることもあるかもしれません。
刺激物を摂る
身体に刺激をもたらすことで、眠気を引っ込める方法です。
刺激物としては、わさびやからし、唐辛子などの辛いものや。レモンなどのすっぱいものがあります。
ただ、妊娠中に刺激物の摂取はあまりよくありませんのでおすすめしません。
体温を変化させる
体温が高く一定になることで眠気を感じます。
冷たい水を飲んだり、手や足、脇などをアイスノンを使って冷やしてみると、頭が冴える可能性があります。
ただし、妊婦さんに冷えは禁物ですので、長時間行ったりはせずに、あくまで一時的な対処法として、慎重に試してください。