子連れで楽しめる那覇市内観光スポット5選

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2014年の人気急上昇の観光地ランキングで世界第6位、アジアで第4位 日本で唯一のランクインとなった那覇市。

那覇市は首里城跡に代表される歴史的遺産と、国際通り周辺のマチグヮー(商売/場所の方言)文化、おもろまちなどの都市部など、様々な魅力を楽しめる文化都市です。

今回は子供と楽しめる沖縄の文化や歴史を体感できる、那覇市でオススメの観光地をご紹介します。



首里城

2000年12月 「琉球王国のグスク及び関連遺産群」が日本で11番目の世界遺産として文化遺産に登録された『首里城』
琉球王国の政治、外交、文化の中心地として威容を誇った首里城。
1992年、沖縄の本土復帰20周年を記念して国営公園として復元されました。
鮮やかな朱色に彩られた姿は、王国の歴史、文化の息吹を伝える雄姿であり、沖縄のシンボルそのものと言えます。
首里城公園は標高120〜130メートルの小高い丘の上にあります。
那覇の町が見下ろせる高台にあり、この趣里の丘は聖地的な存在でした。
首里城公園は、琉球王国時代の姿を復元し整備されているので、坂や階段、石畳道も多くなっています。
歩きやすい履物をオススメします。

国際通り

全長1.6キロの国際通りは、「奇跡の1マイル」と呼ばれるほど、第二次世界大戦で焼け野原となった沖縄の復興の象徴となりました。
空港から15分程の沖縄県庁を起点として、観光客でにぎわう商店街となっています。
毎年8月には「一万人のエイサー踊り隊」というイベントを行っていて、県内で活躍している各地域の青年会が「エイサー」という念仏を踊りを踊ります。
日曜日は歩行者天国になり、常に賑わいのある沖縄メインストリートです。
メイン通りを歩くと、数々のお土産屋さんが立ち並び、国際通りの脇に広がる「市場本通り」・「平和通り」・「公設市場」などの路地に入ると、地元の人々の買い物通りとして見て歩くだけでも充分楽しめます。

沖縄県立博物館・美術館

独自の伝統や文化、歴史が育まれている沖縄で、那覇市おもろまちのある文化施設が『沖縄県立博物館・美術館』です。
博物館機能と美術館機能をあわせ持つ、県内初の複合文化施設で沖縄の自然や歴史、文化、美術工芸などを紹介した「博物館」と、沖縄県出身作家や沖縄とゆかりのある作家の作品を中心に展示された「美術館」です。
館内にはミュージアムショップやカフェも併設され、ふれあい体験室はじかに手に取って観察し、考えながら学習することができます。
館内は資料作品保護の為、館内の温度・湿度が一定に保たれています。
外の気温との温度差や、展示室の場所によっては肌寒く感じられることもあるので、一枚羽織るものを持って調整しながら見学して下さいね。

識名園

琉球王国の別邸として、首里城からそう遠くない場所に設けられた『識名園』
2000年12月には、ユネスコ世界遺産(琉球王国のグスク及び関連遺産群)として登録されました。
面積は41,997平方メートル(約12,726坪)で、そのうち御殿をはじめとする全ての建物の面積は合計で643平方メートル(約195坪)となっています。
ここは王家が保養に使ったり、中国からの来賓を歓待したりするためのおもてなしする場所でした。
識名園の造園形式は、池のまわりを歩きながら景色の移り変わりを楽しむことを目的とした「回遊式庭園」です。
識名園では、「心」の字をくずした池の形を中心に、池に浮かぶ島には中国風あずまやの六角堂や大小のアーチが配され、池の周辺には琉球石灰岩を積むなど、随所に琉球独特の工夫がみられます。

波上宮

海の彼方にある理想郷 ニライカナイから神が訪れ、幸せをもたらす。
そんな信仰から生まれた『波上宮』は那覇港を望む高台の上に位置し、「なんみんさん」として親しまれています。
琉球八社の一つで、最上位に位置しています。
波上宮は琉球国の一の宮として信仰が篤く、沖縄で最も参拝客が多い神社です。
昔から厄除、安産、家内安全、病気平癒の神徳があるといわれています。

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