世間話で妊婦さん&ママにタブーな話題5選

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誰にも「触れて欲しくない話題」ってありますよね。

特に妊婦さんや産後&子育て中ママはちょっとナーバス。

言ってる方は世間話や冗談のつもりでも、実は内心ものすごく傷ついてしまう話題も意外に多いんです。

今回は妊婦さん&ママとの会話で気を付けたい、タブーな話題5選についてご紹介します。



お腹&子供の大きさについての話題

妊婦さんやママさんと久しぶりに会った時、「わーお腹大きくなったねー」とか、「(お子さん)もうこんなに大きくなったんだね!」って盛り上がる事ってありますよね。

その時に気を付けたいのが、自分や周りと比較した発言。

「えっ、妊娠8か月なの?お腹小っちゃくない?普通はもっと大きいんじゃないの?」
「○○ちゃんもうすぐ2歳なのに、1歳のうちの子とあまり変わらないね」

こんな事言われたら、たとえお医者さんから順調だと言われていても、まるで発育不足みたいに聞こえてしまって、不安になってしまいますよね。
もしかしたらご本人も、お腹やお子さんの小ささについて悩んでいるかもしれません。

たとえ「小さいな」と感じても、口に出すのは控えましょう。

性別についての話題

「産み分け」という話題がたまに出るほど、生まれてくる子供の性別にこだわりを持つ人は一定数います。

ですが、子供は授かりもの。
「女の子の方が育てやすくていいよね」「やっぱり一人は男の子を産んでおいた方がいいよね」という話題は実は結構失礼にあたるんです。

例えば上のお子さんが男の子で、二番目に出産予定のお子さんも男の子だった時に、「本当は女の子が良かったでしょ?」とか「じゃあ3番目も頑張らないとね!」みたいに、赤ちゃんの性別を暗に否定するような話題はNG。

また、妊婦さん、ママさんサイドからも性別をネタにした話題に気を付けたいところ。

「本当は男の子が欲しかったのに女の子で残念」
「女の子が良かったのに男の子なんだって、ショックー」

という話題は、たとえ冗談でも聞いている方としてはあまりいい気分がしないもの。
性別関係なく元気で生まれてくれればありがたいもの、という気持ちを忘れずにいたいですね。

「ひとりっ子はかわいそう」はNG!

私達が子供の頃は、2人、3人きょうだいは当たり前にいましたが、少子化が叫ばれて久しい昨今。
晩婚化や晩産化で1人っ子の数も増えています。

本当は2人、3人欲しいけれど、経済的・家庭的な事情で1人だけ、と決めた家庭もいるはず。
もしくは、不妊治療など辛い時期を乗り越えてようやく1人授かったという事情をお持ちの方もいるはずです。

そんな中で考えなしに「もう1人産まなきゃね!」「1人っ子は寂しいよ、きょうだいがいた方がいいよ」とアドバイスするように言うのは余計なお世話になりかねません。

確かに少子化の現在、子供が多い事は素晴らしい事ですが、何人産むかはその家庭ごとのライフプランそれぞれ。
笑ってその場は流されても、内心嫌な思いをしている人は意外に多いもの。

なるべくその話題はしないのが無難です。

「お父さん(お母さん)に似れば良かったのにね」も失礼!

子供の容姿についての話題でも気を付けたいポイントがあります。

それは、「父親・母親どっちに似ているか」という話題。

例えば、お母さんはくっきり二重なのにお子さんが一重まぶた、というケースもあります。
そういう時、つい「お母さんに二重が似たら良かったね-」って言ってしまいませんか?
特に仲の良い友人同士やママ友同士、親戚だとつい冗談のような軽口で口にしがちです。

ですが子供の容姿は成長するにつれてどんどん変わります。
例えばまぶたも、赤ちゃんの頃は一重でもだんだん二重になってくるパターンもあります。
赤ちゃんの頃は男の子に間違われがちな女の子でも、大きくなると美人顔になることも。

特に女の子のお母さんは、なるべく子供に可愛く育ってほしいと願うもの。
ウィークポイントに触れられたらあまりいい気分はしませんよね。

「親の容姿のいい所」が似てなくて残念だね、的なニュアンスでの話題はなるべく避けましょう。

最大のNG!発達の遅れを指摘する

子育て中の母親にとって、子供の成長具合は気になるもの。

寝返りやハイハイ、歩く、単語を話すなど、子供によってその時期はバラバラ。
1歳になる前に歩きだす子もいれば、2歳になる前までハイハイをしている子もいます。
中にはこの子天才なの?というぐらいに物覚えの良いお子さんもいたりしますよね。

そこで気を付けたいのが、発達具合に関しての話題。

平均よりちょっと遅れてるかな?という子供に対して、お母さんに「お子さんまだ歩けないの?病院連れていったら?」など、発達遅れだと決めつけるような話をするのはNG。

本人は良かれと思っても、当事者である親御さんからすればとても嫌な思いをしますし、まさに「余計なお世話!」です。
言われなくても、発達の遅れを一番気にしているのは紛れもなくその子の親御さんです。

ただ、明らかに遅れが見られるのに、親御さんが全く気にしていないのもお子さんが心配ですよね。
その場合は「こういうお子さんがいるんですが……」と匿名で地域の保健師さんに相談してみるのが一番です。

「自分が言われて嫌なこと」は相手に言わないのが社会でのルール。
思っても触れない、口にしない、人とのうわさ話のネタにしないのが大人のマナーです。

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