梅雨入りの時期ですが、梅雨が明ければ夏休み。意外にもうすぐやってくるんです!
夏休みのレジャー先って結構悩みますよね。
人気のスポットに行きたいけれどどこも混雑していたり、更にテーマパークだと炎天下の中、列に何時間も並んだり……せっかくの家族旅行もただ疲れて終わってしまうのはもったいない!
そこでおススメしたいのが茨城県つくば市。
宇宙や科学の研究機関などの展示館があり、親子で楽しめる上に無料で入れるんです!
都心からならつくばエクスプレス(TX)で1時間と好アクセスなので、関東圏の人は日帰り旅行で行けちゃいます。
そんな穴場スポット「つくば市」に親子で出かけてみませんか?
つくば市に来たら外せない!「宇宙」を身近に感じられる「JAXA」
つくばの研究機関の中でも一番有名&人気なのが「JAXA 筑波宇宙センター」。
門を入ってすぐ目に入るのが「H-Ⅱロケット」の模型。
最新の宇宙航空技術の紹介や国際宇宙ステーション「きぼう」の実物大模型などが見られる見ごたえたっぷりの展示館は何と入館料無料!
日本の打ち上げたロケットの役割や、日本人宇宙飛行士の紹介などをじっくり見る事が出来ます。
お土産コーナーでは実際の宇宙食を買う事が出来ますよ。
http://www.jaxa.jp/about/centers/tksc/
地球の事をもっと知ろう!「地質標本館」
JAXAと同じ東大通り沿い、ほど近くにある「産業総合研究所(産総研)」。
その敷地内にある「地質標本館」も親子で楽しめるスポットの一つです。
地球の内部の事、化石や鉱物から知る進化の過程、噴火や地震が起こる仕組みなどがぎっしりとわかりやすく詰まった展示館です。
こちらも見応えたっぷりでありながら入館料は無料!
更に隣の建物には最新のロボット工学などを紹介した「つくばサイエンス・スクエア」もあるので、小学生のお子さんの自由研究のヒントなどにもなりそうですね。
https://www.gsj.jp/Muse/
地図をもっと楽しもう!「国土地理院」
つくば駅から北方面に向かうとあるのが「国土地理院」。
その中にある展示館が「地図と測量の科学館」です。
どうやって地図が作られるのかはもちろんのこと、測量方法、地図の歴史や、地図記号クイズなど、実際に見て、触って体験する事が出来ます。
屋外には測量のためのアンテナやジェット機も展示されています。
お土産屋さんも充実しているので、街の本屋さんではなかなか見られないレアな地図本、グッズなども取り扱っていますよ。
http://www.gsi.go.jp/MUSEUM/index.html
万博の施設を科学館に!「つくばエキスポセンター」
つくばエクスプレスの駅から地上に出ると目に入る、上にそびえたつロケットの模型。
そこが「つくばエキスポセンター」です。
1985年に開催されたつくば科学万博の施設を利用し、科学の楽しさを知ってもらうための展示館としてリニューアルされています。
日常の身近なところで使われている科学の力について、道具を使って体験する事が出来ます。
特にエキスポセンターのプラネタリウムは圧巻のひとこと。
お子さんは勿論、大人が引き込まれてしまう満天の星空は是非おすすめです!
展示館・プラネタリウムは有料ですが、お値段以上のボリュームがありますよ。
上から紹介したJAXA・地質標本館・国土地理院・エキスポセンターは「
つくばサイエンスツアーバス」に乗る事で順に回る事が出来ますよ。
つくば市には自然もいっぱい!
研究都市・科学の街としてのイメージが強いつくば市ですが、街のあちこちには緑が沢山。
駅のすぐ前や、少し歩いたところにも大きな公園があります。
つくばはパンの街ということでベーカリーも沢山。
パンやサンドイッチを買って公園でちょっとリラックスタイムもおすすめです。
また、有名なのが「筑波山」。
シーズンになると登山ファンだけならず観光客が沢山訪れる山です。
つくば駅からシャトルバスも出ているので、晴れた日は筑波山の山頂から関東平野を見るのも気持ちいいですよ!
筆者も5年間つくば市に住んでいましたが、子連れで出かけやすい施設が沢山あり、親子共々とても楽しめる街でした。
次の夏休みや連休には是非つくば市に足を運んでみて下さいね!