切迫早産とは?予防のために気をつけたい4つのこと

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切迫早産。
聞いたことない妊婦さんも多いのではないでしょうか。
筆者も自分が切迫早産になり入院するまでは聞いたことがない言葉でした。
ひとりでも多くの妊婦さんにこの状態を知って欲しい。
自分と同じ辛い思いをしないで欲しい。
そう思い、記事をまとめてみました。



そもそも切迫早産とは?症状は?治療法は?

妊娠22~36週に赤ちゃんが生まれてきてしまうことを早産と言います。
切迫早産とは早産になりかけている状態のことを指します。
原因は感染症や疲労、ストレス、子宮頸管無力症など。

症状にはお腹の張りや痛み、生理痛のような下腹部の痛み、出血する、おりものが多いなどがありますが、気付かないまま切迫早産の状態に進行している場合もあります。
治療法はとにかく安静にすることとお腹の張り止めの薬の服用。
24時間の点滴をし入院が必要になる場合もあります。
入院になるとほぼ自由がなくなり精神的に辛い思いをすることになってしまうのでそうなる前に少しでも気になる症状があれば必ず検診で相談して欲しいです。

ちなみに筆者は下腹部の痛みが気になり急遽診察してもらったところそのまま入院を言い渡されました。
入院中は24時間ずっと張り止めの点滴につながれ、1日中横になり絶対安静。
入浴もトイレも制限されました。
長時間の点滴により腕の血管はボロボロになり点滴の副作用も辛く、36週になるまでずっと生きた心地がしませんでした。

なんとか避けたい切迫早産。
日頃どんなことに気をつけたらいいのでしょうか。

お腹に力を入れない

重いものを持つ、背伸びをして高いところのものを取る、長時間の立ち仕事をする…
すべてお腹に力を入れなければいけないので妊婦さんにはなるべく避けて欲しい行動です。
お腹に力を入れることによって子宮が収縮しやすくなります。
お腹が少しでも張ってきたり疲れを感じたら家事の途中でもすぐに休憩をとりましょう。

冷えは大敵

身体が冷えることによってお腹が張ってしまうこともあるそうです。
室内でも靴下を履き、ひざ掛けを活用するなどしましょう。
特にこれからの時期はクーラーの効いた部屋で過ごすことも多くなります。
冷えないように気を付けて過ごしてください。

ストレスをためない、無理して働きすぎない

育児休暇をとるにしても退職するにしても、最後の日までにしっかりと仕事をしなくては!
妊婦だからといって他の人に迷惑をかけられないから多少無理してでも頑張らなくては!
そんな妊婦さんはいませんか?
筆者はまさにこれでした。
ストレスを溜めるとお腹が張りやすくなります。
仕事ももちろん大事ですが、妊婦さんにとって一番大事な仕事はお腹の赤ちゃんを正産期までいちにちでも多くお腹に留め、元気に外の世界に出してあげることです。
適度にストレス発散をしながら頑張りすぎないようにしましょう。

動き回りすぎない

妊婦生活が順調で元気だからといって動き回ってはいませんか?
適度に動くことは大事ですが、長時間遊びまわっていると身体に負担がかかります。
疲れない程度にとどめておきましょう。

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いかがでしたか?
入院とまではいかなくても、もしも検診で安静にするように言われたら危険信号だと思ってください。

安静を指示されていなくても妊婦さんに無理や疲れは禁物。
適度に働き適度に遊びながら出産までの妊婦生活を楽しんでくださいね。

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